マネーグラムがUSDC送金・換金サービス開始、ステラ開発財団と

マネーグラムがUSDC送金および換金サービス開始

国際送金ネットワーク「マネーグラム(MoneyGram)」が、ステラ開発財団(Stellar Development Foundation)と、国際送金サービス「MoneyGram Access(マネーグラムアクセス)」を提供することが6月10日分かった。「MoneyGram Access」の利用対象国は、カナダ、ケニア、フィリピン、米国とのこと。なおステラ開発財団は、ステラネットワークの開発と成長をサポートする非営利団体だ。

「MoneyGram Access」を利用することで、暗号資産(仮想通貨)ステラ(XLM)対応ウォレット利用のユーザーは、マネーグラムの取扱店ネットワークを通じて、サークル(Circle)発行の米ドルステーブルコインUSDCの送金が可能になるとのことだ。これにより銀行口座やクレジットカードを必要とせずに、USDCと現金をシームレスに換金できるとのこと。

まずは、ステラ対応ウォレット「ヴァイブラント(Vibrant)」と「ロブスター(LOBSTR)」の2つが対応し、今後他のウォレットにも対応していく予定とのこと。

マネーグラムは昨年5月、暗号資産および現金取引所であるコインミー(Coinme)と提携し、コインミーが展開しているATMにてビットコインの購入を可能にしている。

関連ニュース

マネーグラムのATMでビットコインの購入が可能に、コインミーと提携

米国際送金大手ウエスタンユニオンがリップル出資のマネーグラムを買収か

参考:MoneyGram
デザイン:一本寿和
images:iStocks/eskymaks

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した