南米最大デジタル銀行Nubank、独自暗号資産「Nucoin」来年ローンチへ

ヌバンクが独自暗号資産をローンチへ

ブラジルのデジタル銀行Nubankが、顧客リワードプログラムの一環として、新たに独自の暗号資産(仮想通貨)をリリースする計画を10月19日に発表した。

著名投資家ウォーレン・バフェット(Wallen Buffet)氏が出資するNubankは、独自暗号資産「Nucoin」を2023年前半にローンチする予定だ。

「Nucoin」を発行することで、割引や特典などのベネフィットを顧客に提供することを目的としている。

Nubankの発表は、南米のEコマース大手企業MercadoLibre Incが8月に発表したリワードプログラム関連の暗号資産「MercadoCoin(取引所での取引も可能なため価値が変動する)」の創設と同様の動きを受けて行われたものだ。Nubankは、将来的に「Nucoins」が取引可能になる可能性があると説明している。

同金融機関は現在、ブラジルの顧客が銀行アプリでビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の取引を行えるようにしている。

現在7000万人以上の顧客を持つNubankの「Nucoin」担当ゼネラルマネージャのフェルナンド・チャプスキ(Fernando Czapski)氏は「このプロジェクトは、ブロックチェーン技術の変革の可能性を信じ、さらに民主化を進めるための新たなステップです」と説明している。

イーサリアムのスケーリングブロックチェーン開発企業であるポリゴンテクノロジー(Polygon Technology)は、「Nucoin」の拡大に向けた技術と技術サポートを提供するとし、来月中に約2000の顧客を選定して「Nucoin」をテストする予定であると伝えている。

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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Reporting by Rachel Savage; Writing by Anait Miridzhanian; Editing by Mark Potter
翻訳:田村聖次(あたらしい経済)
images:Reuters

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田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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