バイナンスUS、「The Sandbox(SAND)」取り扱いへ

バイナンスUSがSAND取り扱いへ

「サンドボックス(The Sandbox)」のゲーム内通貨「SAND」が、バイナンスUS(Binance US)に上場することが10月4日発表された。バイナンスUSは、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が米国で展開する取引所だ。

発表によるとバイナンスUSでのSANDの取り扱いは、EDT/米国東部標準時(夏時間)で10月5日8:00(日本時間で同日21:00)より開始する予定とのこと。なお入金はすでに開始されている。

取引ペアについては、SAND/USDおよびSAND/USDTがサポートされるとのことだ。

なおSANDはワールドワイド版バイナンスには以前から上場していたが、規制が異なる米国のバイナンスUSでは取り扱われていなかった。

The Sandbox(SAND)とは

サンドボックスはイーサリアムブロックチェーン上に構築されている、オープンワールドのNFTゲームだ。

サンドボックスでは、仮想の土地「LAND(ランド)」を使ってメタバース上のビジネスの立ち上げや、ピクセルモデルを制作するボクセルアーティストとして活動するなど、様々な遊び方ができる。SANDはサンドボックスでゲーム内通貨として流通しており、NFTの購入やゲーム内のサービスを利用する際に使用が出来る。

SANDは現在、暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)やフォビグローバル(Huobi Global)、OKX(オーケーエックス)、Gate.io(ゲート)、クラーケングローバル(Kraken Global)、クーコイン(KuCoin)などで取り扱われている。なお時価総額は約185億円となっている(10/5コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:バイナンスUS
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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