韓国LG、NFT対応テレビ向けマーケットプレイス「LG Art Lab」ローンチ

LGがNFT対応TVプラットフォームをローンチ

韓国総合電機メーカー「LG Electronics(LGエレクトロニクス)」が、テレビでNFTの閲覧や取引ができるNFTプラットフォーム「LG Art Lab」をローンチしたことを9月5日に発表した。

「LG Art Lab」は、LG提供のwebOS5.0以降を搭載したTVで利用できるNFTプラットフォームとのこと。「LG Art Lab」では、取引履歴の確認や所有するNFTを鑑賞できる「マイコレクション」、アーティストの紹介や近日公開の新作をプレビューする「LG Art Lab Drops」といった機能を搭載しているとのことだ。

ユーザーは、LG提供のスマートフォン用暗号資産(仮想通貨)ウォレット「Wallypto」を介して、TV画面のQRコードからNFTを取引できるという。また現在は米国でのみ「LG Art Lab」を利用できるとのこと。

「LG Art Lab」のブロックチェーン基盤には、へデラハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)の分散型パブリックネットワーク「ヘデラネットワーク」を採用しているとのことだ。なおLGは「ヘデラネットワーク」の分散型ガバナンスを監督するヘデラ運営審議会メンバーに参画している。

今年3月に韓国サムスン(Samsung)では、NFTプラットフォーム付きのスマートテレビ開発にあたり、ニフティーゲートウェイ(Nifty Gateway)と提携している。また2022年版最新モデルのスマートテレビに、NFTプラットフォームを統合することを1月に発表していた。

関連ニュース

NFT対応テレビ開発、サムスンとニフティーゲートウェイ提携

サムスン、最新型TVにNFTプラットフォーム統合へ

UBISOFT、ヘデラ財団と提携。ゲーム開発支援で

Chainlink、ヘデラ運営審議会に参加

アニモカ・ブランズとヘデラ・ハッシュグラフが提携、NFTサッカーゲーム開発へ

参考:LG
デザイン:一本寿和

images:iStocks/kostsov・noLimit46

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道