フォビジャパンがコスプレトークン(COT)取扱いへ、国内3例目

フォビジャパンでCOT上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所フォビジャパンが、新たに暗号資産コスプレトークン(COT)を取り扱うことを8月30日発表した。

COTの取り扱いは、フォビジャパンの販売所サービスおよび取引所サービスにて9月2日より開始する予定とのこと。現物のみの取り扱いで、入出金は8月31日より対応するという。なおフォビジャパン(WEB)およびフォビジャパンアプリがサポート対象だ。

フォビジャパンによると今回取り扱い開始するのは、ハードフォーク後のCOTであるCOT v2とのこと。またPolygon(ポリゴン)ネットワーク対応のCOTではなく、イーサリアムブロックチェーン上で発行されているERC20トークンのみの対応となるようだ。同取引所は、2021年12月5日よりも以前からのCOT保有者に対し、COT預入前にCOT v2を発行体に請求する必要があるとしている。

COT取り扱いによりフォビジャパンの取引所では全25銘柄の暗号資産を取り扱うことになる。

なお現在はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、リップル(XRP)、フォビトークン(HT)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オントロジー(ONT)、トロン(TRX)、クオンタム(QTUM)、ジム(XYM)、リスク(LSK)、エイダ(ADA)、ポルカドット(DOT)、エンジンコイン(ENJ)、アイオーエスティー(IOST)、ビットコインSV(BSV)、ジャスミー(JMY)、オーエムジー(OMG)が取り扱われている。

またCOTが国内取引所に上場するのは、3例目だ。現在はザイフ(Zaif)とサクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)で取り扱われている。

関連ニュース

コスプレトークン(COT)、ザイフとサクラエクスチェンジで国内初の取扱へ

フォビジャパン、オーエムジー(OMG)取扱いへ

フォビジャパンでIEO検討、パレット(PLT)のゲーム「De:Lithe Φ 」

フォビジャパン、独自パブリックチェーン「HECOチェーン」提供へ

フォビジャパン、IEO事業参入へ準備開始

参考:フォビジャパン
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【10/2話題】株式会社Progmatが新経営体制で運営開始、Intmaxがウォレットレス・ウォレット提供開始など

株式会社Progmat設立、新経営体制で運営開始、ステートレスzkRollup「Intmax」、ウォレットレス・ウォレット発表、ヴィタリック、リキッドステーキングによる中央集権リスクについて言及、SBI、「XDC Network」の運営会社と国内合弁会社を設立へ、破産した3AC共同創業者がシンガポールで逮捕と清算人が発表=報道、丸紅と常陽銀行出資のデジタル証券準備会社子会社ら、新たに「プロ向け不動産STOファンド」組成完了、北國銀行、石川県珠洲市でデジタル地域通貨「トチツーカ」開始、10月から、USDCのサークルが「ステーブルコインは有価証券にあたらない」と主張、バイナンス対SEC訴訟で、ドリコムとアニモカブランズジャパンが提携、「Eternal Crypt – Wizardry BC -」の海外展開へ向け、ポリゴンラボのポリゴンPoS、グーグルクラウドがバリデーターに参画、アバランチのAva Labs、独自データベース「Firewood」の開発者プレビューを公開

ドリコムとアニモカブランズジャパンが提携、「Eternal Crypt – Wizardry BC -」の海外展開へ向け

国内大手ゲーム企業ドリコムが、香港拠点のブロックチェーンゲーム開発企業アニモカブランズ(Animoca Brands)の子会社Animoca Brands株式会社(アニモカブランズジャパン)と、Web3領域におけるグローバル展開に向け、パートナーシップ締結に合意したと9月26日発表した

ヴィタリック、リキッドステーキングの中央集権リスクについて言及

イーサリアム(Ethereum)の共同創業者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が、「イーサリアムはプロトコルにもっと多くのものを記述して問題ないでしょうか?:Should Ethereum be okay with enshrining more things in the protocol?」というタイトルのブログを9月30日に投稿し、リキッドステーキングによる中央集権リスクについて言及した