イーサリアムL2「Arbitrum」、アップグレード「Nitro」をテストネット実装

ArbitrumがNitroをテストネットに実装完了

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューション「Arbitrum(アービトラム)」が、テストネット「Rinkeby(リンケビー)」で「Nitro(ニトロ)」の実装が完了したことを7月29日発表した。

現在「アービトラム」は、メインネットの一つである「Arbitrum One(アービトラムワン)」を高速化し手数料を削減するためのアップグレード「Nitro」実装に向けたテストを進行中だ。引き続きアップグレードに関するテストが上手くいけば、「Nitro」を数週間以内にメインネットに実装する予定だとしている。

「Nitro」は、WASM(ウェブアセンブリー)を使った新しい証明のシステムを実装している。WASMの実装により、アービトラムに搭載されている仮想マシンである、L2アービトラムエンジンの記述とコンパイルが標準的なツールと言語で可能になるという。また、これは現在の独自に設計された言語とコンパイルに代わるものであるとのことだ。

なお「アービトラム」は6月中旬からプロジェクトギャラクシー(Project Galaxy)とコラボして、指定されたタスクをこなすことでNFTなどがもらえるキャンペーン「アービトラムオデッセイ(The Arbitrum Odyssey)」を開催していた。しかし、その参加がトークンのエアドロップの条件ではとも噂になり、参加者が増え一時手数料が予想以上に高騰したことなどにより、このキャンペーンは中断されている状況だ。

「アービトラムオデッセイ」の再開は「Nitro」アップグレードが完了後と告知されている。今後「Nitro」に関するテストが完了しメインネットにて実装された場合、「アービトラムオデッセイ」が再開され、Nitro後の「アービトラム」の性能が多くのユーザーに試されることになるだろう。

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参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/SiberianArt・wacomka・artacet

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田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
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