マイクロストラテジー、約13億円相当ビットコイン追加購入

米マイクロストラテジーがBTCを追加購入

企業としてビットコインの購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業のマイクロストラテジー(MicroStrategy)が、約13億円(1,000万ドル)相当のビットコイン(BTC)を追加購入したことが6月29日分かった。

発表によると今回購入したビットコインは480BTCで、1BTCあたりの平均取得価格は約280万円(20,817ドル)とのこと。

今回の追加購入により、マイクロストラテジーが保有するビットコインは合計で129,699BTCとなった。またこれらの合計購入価格は約5,400億円(39.8億ドル)で、平均取得額については手数料・経費を含め、約420万円(30,664ドル)になるとのことだ。

なお同社がビットコインの追加購入を最後に報告したのは今年の4月で、2月15日から4月4日までの間に4,167BTCを約236億円(1億9,050万ドル)で購入していた。

マイクロストラテジーは米国上場企業としてはいち早くビットコインの購入を進めた企業だ。2020年8月よりビットコインの購入をしており、また購入資金回収の為に社債の発行も行っている。

マイクロストラテジーのビットコイン戦略について、同社のCEOマイケル・セイラ―(Michael Saylor)氏はツイッターで「ビットコイン戦略を採用した際に、ボラティリティを予測し、逆境を乗り越えて継続的に保有ができるようバランスシートを構築した」とツイートしている。

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参考:マイクロストラテジー
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vit_Mar・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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