関西サッカーリーグ1部「アルテリーヴォ和歌山」、FiNANCiEでトークン発行

「アルテリーヴォ和歌山」がFiNANCiEでトークン発行

次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」で、関西サッカーリーグ1部所属「アルテリーヴォ和歌山」がトークン発行と販売を開始したことが6月27日分かった。

「アルテリーヴォ和歌山」は和歌山県和歌山市を本拠地とし、JFL(日本フットボールリーグ)昇格を目指している社会人サッカークラブだ。

アルテリーヴォ和歌山はトークン発行により、全国の舞台を目指したチームの強化、およびスポーツを通じた地域の発展のために、サポーターと共創してプロジェクトや企画を推進していくという新たなチャレンジを行うとのこと。

また初期サポーター限定のプロジェクト第1弾として、テレビ和歌山の協力のもと、テレビ和歌山で放送予定の「FOR SMILE CM」を制作することが決定しているという。

なお今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「アルテリーヴォトークン」として販売されるとのことだ。

「アルテリーヴォトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるという。

現在発表されている投票企画案として、「新作グッズの企画」や「チームオリジナルグッズ投票」、「ポスターデザイン投票」、「リーフレット掲載選手投票」、「毎試合のMOM投票」があり、また抽選特典案として「スタジアムMC体験」や「キックインセレモニーへの参加権利」、「キックオフ前集合写真への参加権利」がある。

トークンの初回販売期間は6月27日11時から8月10日21時の予定だ。

なお「アルテリーヴォトークン」の販売メニューは全10種類が用意されており、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。

最高額となる2,500,000ptのメニューでは、1,000,000pt分の「アルテリーヴォトークン」付与に加え、「2023シーズンユニフォームへのロゴ掲載」や「アルテリーヴォ和歌山HPに企業名(or個人名)掲載」、「FOR SMILE CM 製作参加権」などがある。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

あたらしい経済編集部は今回の取り組みに関して、アルテリーヴォ和歌山GMの児玉佳代子氏より以下のコメントを得た。

『この度、アルテリーヴォ和歌山は「FiNANCiE」にてトークン発行型クラウドファンディングを開始することとなりました。私たちはサッカーを通して和歌山の魅力を発信し人々の笑顔をつなぐアクションを大切にしています。その思いをご理解いただき、支えてくださった方々や、ここから繋がる皆様と共に、互いにハッピーで持続可能なもう一つ上の繋がりを築いてまいりたいと考えています。新しい歴史を作るこのプロジェクトに是非ともご参加ください』

関連ニュース

松井大輔選手も所属のY.S.C.C.横浜フットサル、FiNANCiEでトークン発行

関西サッカーリーグ1部「FC. AWJ」、FiNANCiEでトークン発行

メキシコサッカー「グアダラハラ」、「Socios. com」でファントークン発行へ

バイナンス、公式ファントークン第4弾はF1チームのアルピーヌ

アルゼンチンサッカー協会がファントークンで二重契約か、ソシオスに次いでバイナンスと提携

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/4話題】米サークルがジャスティンサンとの関係否定する書簡、バイナンスがユーロステーブルコインAEUR上場へなど

米サークル、テロ資金供与とジャスティンサンとの関係否定する書簡を米議員に送る、バイナンスがステーブルコイン「アンカードコインユーロ(AEUR)」上場へ、カイバースワップ、エクスプロイト被害者へ助成金提供へ、ソラナのDEX「Jupiter」、「JUP」エアドロップ確認サイト公開、コインベースの米国外取引所、ポリゴン(MATIC)とビットコインキャッシュ(BCH)を無期限先物取引で取扱いへ、クーコイン投資部門がTON財団と提携、助成金提供し成長支援、仕組み債のDeFi「Cega」がデュアルカレンシー商品を提供開始、Lido Financeと提携で

Sponsored

コインベースの米国外取引所、ポリゴン(MATIC)とビットコインキャッシュ(BCH)を無期限先物取引で取扱いへ

コインベースインターナショナルエクスチェンジ(Coinbase International Exchange)およびコインベースアドバンスド(Coinbase Advanced)提供の「パーペチュアル取引(永久先物取引/無期限先物取引)」対応銘柄に、ポリゴン(MATIC)とビットコインキャッシュ(BCH)の2銘柄が追加予定であることが12月2日発表された

【12/1話題】KyberSwapのハッカーが完全支配を要求、マイクロストラテジーが880億円相当のBTC購入など

KyberSwap事件のハッカー、報奨金の取引条件として同社完全支配を要求、米マイクロストラテジー、880億円相当のビットコイン追加購入。合計保有数174,530BTCに、グレイスケール、現物BTC投資信託「GBTC」の運用効率化で契約更新、積水化学、蘭ブロックチェーントレーサビリティ「サーキュライズ」と業務提携、ワームホールが約331億円の資金調達、Wormhole Labs設立も、デジタル資産投資プラットフォームのFasset、ドバイでVASPライセンス取得、アニモカブランズが「オープンネットワーク」エコシステムに出資、TON最大のバリデータに、IoT向けDLTプラットフォーム「IOTA」がアブダビに財団設立、約148億円の資金提供も、バイナンス、BUSDのサポートを12月に終了へ

Sponsored