DeFiにも取引所レベルの規制すべき、SEC委員長

DeFiにも取引所レベルの規制すべき、SEC委員長

米国証券取引委員会(SEC)のゲリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長が、暗号資産取引プラットフォームやステーブルコインについて規制を強化する必要性があること発言した。

4月4日にペンシルベニア大学でのスピーチでの内容だ。 ・ゲンスラー氏ははじめに、今年のスーパーボウルの放送中に複数の暗号資産関連の広告が流れていたことに触れ「広告は暗号資産の信頼性を示すものではない」と注意を呼び掛けた。

その後取引所として登録されていないDeFiのような暗号資産取引プラットフォームの話題を提示し、これらのプラットフォームで取引されるトークンが証券の定義を満たしている可能性があると説明。

さらにそれらのプラットフォームを取引所と同様に登録および規制すべきだと語った。 ・続いてゲンスラー氏はステーブルコインについて触れ、ステーブルコインが「金融の安定性を損なうリスク」「違法行為に使用されるリスク」「投資家の権利を損なうリスク」などを拡大させる可能性があると説明した。

ゲンスラー氏はスピーチの結論として以下のようにコメントしている。

「暗号資産は、起業家の資金調達や投資家の取引に新しい方法を提供するかもしれませんが、投資家や市場の保護が必要です。(中略)暗号資産市場にも証券市場と同じ保護を適用すべきです。90年にわたる証券取引法を台無しにし、規制の裁定や抜け穴を作るようなリスクは冒さないようにしましょう」

なお今回のスピーチの内容はSECの公式見解ではなく、ゲンスラー氏の個人的な意見となっている。

ステーブルコインについては、資産管理の不透明性が議論の的となっている。昨年10月にはステーブルコインの中で最大の時価総額を持つテザー(USDT)の発行元であるテザー社が、準備金についての虚偽説明を行っていたとして米国商品先物取引委員会から告発を受け、その後約47億円の制裁金を支払っている。

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参考:SEC
images:iStocks/gorodenkoff・Ninja-Studio
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

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