アドビのSNS「Behance」、ソラナ(Solana)NFTに対応

アドビの「Behance」がソラナ対応

米アドビ(Adobe)運営のSNS「Behance(ビハンス)」に、ソラナ:Solana(SOL)ブロックチェーンのNFTが対応したことが分かった。ソラナ対応はマイアミ拠点のWeb3インフラストラクチャプラットフォームであるクイックノード(QuickNode)が行った。

「ビハンス」は、クリエイターが自身の作品を公開できるソーシャルネットワークサービス(SNS)だ。昨年の10月よりイーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンのNFTが「ビハンス」に対応しており、すでに数万人のユーザーが自身のプロフィールでNFT作品を掲示している。

今回のソラナ対応により、ソラナブロックチェーンの暗号資産ウォレット「ファントム(Phantom)」を「ビハンス」に接続することで、ソラナで発行したNFTの掲示が可能になるという。

アドビのヴァイスプレジデントであるウィリアム・アレン(William Allen)氏によると、今回のソラナ対応は現行のイーサリアムによるエネルギー使用量や取引手数料(ガス代)の高さに懸念する声もあり、行ったものだとしている。

アレン氏は、ソラナの1回の取引がグーグル検索2回分より少ないエネルギーでできると説明している。

アドビは昨年10月、Photoshopで制作した作品に、ユーザーのSNSアカウントと暗号資産ウォレットアドレスをリンクできるようにする「コンテンツ・クルデンシャル(Content Credentials)機能」を提供開始した。これによりクリエイターは自身の作品であることがアドレスをリンクすることで証明できるようになった。

なおこの機能についても近日中にソラナ対応が完了するようだ。

アドビは「コンテンツ・クルデンシャル機能」発表時に、今後この機能をイーサリアム以外のポリゴン(Polygon)、ソラナ(Solana)、フロウ(Flow)、テゾス(Tezos)などのブロックチェーンに対応する想定があることも明らかにしていた。

アドビは「コンテンツ・クルデンシャル機能」発表にあわせ、大手NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)、ラリブル(Rarible)、スーパーレア(SuperRare)、ノウンオリジン(KnownOrigin)と提携もしている。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ilya-Lukichev

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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