バイナンス、決済サービスプロパイダー「Bifinity」ローンチ

バイナンスが決済サービスプロバイダー企業立ち上げ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、決済サービスプロバイダーBifinity(バイフィニティ)を立ち上げたことが3月7日分かった。

バイフィニティは企業に対し、VISAやMastercardなどの主要な法定通貨の支払い方法を提供する他、50銘柄を超える暗号資産についてもサポートを行うという。

またバイフィニティは決済企業のペイセーフ(Paysafe)とチェックアウト(Checkout)と提携も明らかしており、これによりグローバル展開を目指すようだ。まずは南米へのサービス展開と欧州地域及び英国で、今後数カ月のうちにペイセーフ提供のサービスと統合をする予定とのこと。

そして近日中にNFTに関連した決済サービス「NFTチェックアウト」の提供も控えていると発表されている。

またバイフィニティは、米ナダック上場のデジタル資産取引所イコネックス(EQONEX)と戦略的パートナシップ締結も発表している。これによりバイフィニティは3,600万ドル(約4.1億円)の転換社債を提供するとしている。

関連ニュース

バイナンス、ユーロ送金受付を再開へ。英決済ペイセーフと提携で

バイナンス、マレーシアの暗号資産取引所「MX Global」へ出資

バイナンスのブロックチェーン、BSCから「BNB Chain」に改名

米経済誌「フォーブス」、バイナンスより約230億円出資受け入れ

バイナンスがタイ市場参入へ、暗号資産取引所設立に向け現地電力大手子会社と提携

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/SasinParaksa

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/31話題】バイビットがカナダから撤退、ECBがデジタルユーロに関する報告書など(音声ニュース)

バイビットがカナダ市場から撤退、規制強化うけ、ECB、中銀デジタル通貨「デジタルユーロ」に関する報告書を公表、米コインベースの元マネージャーとその弟、SECとの和解に合意、web3決済インフラのTransak、シリーズAで約28億円の資金調達。アニモカやSBIなど参加、イーサリアムNFTが「Ordinals」のビットコインNFTへブリッジ可能に、「BRC-721E」導入で、D&IインベストメントG、ビットフライヤーHDの株式を一部取得

Sponsored

【5/30話題】SBI VCトレードにオアシス(OAS)上場へ、テマセクがFTX投資の責任者らの報酬減額など(音声ニュース)

SBI VCトレードにオアシス(OAS)上場へ、国内2例目、バイビット、カザフスタンで暗号資産事業の予備ライセンス取得、テマセクがFTX投資の責任者らの報酬減額、説明責任果たし、ロシアが国営の暗号資産取引所設立を断念か、交換業者に対し規制を設ける方針へ=報道、奈良の日本酒「水端」、ブロックチェーンで不正流通を防ぐ。SBI「SHIMENAWA」導入で、Huobiが香港に「Huobi HK」立ち上げ、暗号資産ライセンス申請へ、LINE BITMAX、「ステラルーメン(XLM)」の信用取引を開始、ビットコイン「Ordinals」の「BRC-20」、初のドル型ステーブルコイン「#USD」登場、NFTコレクション「AEB」のアパレルブランド「DO NUTS」、FiNANCiEでトークン発行

Sponsored