JSTA、英デジタル証券取引所アーチャックスと提携

JSTA、英デジタル証券取引所アーチャックスと提携

一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)が、デジタル証券取引所・カストディアンビジネスを展開する英Archax Ltd.(アーチャックス)とパートナーシップ契約の締結を6月23日発表した。

アーチャックスは英国の金融当局であるFCA(Financial Conduct Authority)から初めて承認されたデジタル証券取引所・カストディアンだ。

ブロックチェーン技術を活用したセキュリティトークンに関する課題解決を目的とした日本国内の活動についてのパートナーシップ契約とのことで、今後両社はセキュリティトークンに関する事例や議論を交換し、日本国内およびグローバルでのセキュリティトークンのビジネス拡大成長に協力して取り組んでいくとのことだ。

編集部のコメント

JSTAでは現在正会員10社、賛助会員34社が参画しています。その他パートナーとしてSecuritize Inc.(米国)、Tokeny(ルクセンブルク)、Security Token Market, LLC(米国)、株式会社ブロックチェーンハブ、そしてアーチャックスの5社がJSTAと提携をしています。

デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した