DeFiネットワークのカルラ(Karura)、クサマのパラチェーン接続枠を獲得

DeFiネットワークのカルラ、クサマのパラチェーン接続枠を獲得

Polkadot(ポルカドット)の実験用ネットワークであるKusama(クサマ)のパラチェーンオークションにて最初の落札者が6月22日決定した。落札者はKusama(クサマ)ネットワークのためのDeFi(分散型金融)ハブとステーブルコインプラットフォームを目指すKarura(カルラ)だ。

ポルカドットはWeb3関連プロジェクトへの投資および研究開発を行っているWeb3 Foundation(Web3財団)が開発するブロックチェーン。またパラチェーンとはポルカドットとクサマのエコシステムそれぞれにおいて稼働する個々のブロックチェーンだ。ポルカドットでは異なるブロックチェーンの相互運用(インターオペラビリティ)を目指している。

カルラが落札したオークションは6月15日12:00(GMT)に開始され、2日間の入札期間を通し、6月22日11:00(GMT)に落札者が決定するもので、クサマのパラチェーンへの接続を希望するブロックチェーンが、その接続枠を獲得するため参加していた。

なお現状では残りのオークションは6月22日から7月13日まで1週間ごとに4回行われることが決定している。。

関連ニュース

ポルカドット実験用ネットワークのクサマ、パラチェーンオークションの日程発表 

参考:ポルカドットクラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【9/20話題】ブロックデーモンが2026年にIPO検討、コンセンシスのSECへの訴訟をテキサス州裁判所が棄却など(音声ニュース)

ブロックデーモン、2026年にIPO検討=報道、米SECに対するコンセンシスの訴訟、テキサス州裁判所が棄却へ、ドイツ当局、マネロン違反で47の暗号資産取引所を閉鎖、ソラナモバイル、第2弾web3スマホ「Solana Seeker」発表。「Chapter2」からリブランディング、BNBチェーン、「ステーブルコインのインフラ強化」の取組み開始、ビットコインL2「スタックス(STX)」がアプトス(APT)と統合、BTC導入に向け、アジア初、DBS銀行がBTCとETH連動の店頭取引と仕組み債を提供開始へ

Sponsored

【9/19話題】グーグルクラウドの新RPCサービス「Blockchain RPC」、BitGoが独自ステーブルコイン「USDS」など(音声ニュース)

グーグルクラウド、新RPCサービス「Blockchain RPC」開始、カストディ大手BitGo、独自ステーブルコイン「USDS」を来年1月に発行へ、英レボリュート、独自ステーブルコイン発行を計画中か=報道、サークルの米ドルステーブルコイン「USDC」、ブラジルとメキシコの法定通貨から直接利用可能に、コインベースにZetachain(ZETACHAIN)とAleo(ALEO)上場へ、TON財団とカーブファイナンスが提携、TON基盤のステーブルコインスワップ開始、ブラックロック、ビットコインを「ユニークな分散投資」の資産として概説するレポート公開、テザー社、2024年Q2の監査情報を開示。1184億ドルの準備金を保有

Sponsored