ブロックチェーンキャピタルが新ファンドで約330億円調達、VisaやPaypalらから

ブロックチェーンキャピタルが新ファンドで約330億円調達、VisaやPaypalらから

ブロックチェーン技術と暗号資産のエコシステムに特化したベンチャーキャピタルであるブロックチェーン・キャピタル(Blockchain Capital)が、新たにBlockchain Capital Vを組成して資金調達を完了したことを6月22日に発表した。Fund Vの投資家であるPayPalやVisaはブロックチェーン・キャピタルの戦略的パートナーシッププログラムに参加もするとのことだ。 

このファンドは、世界中の戦略的投資家、年金基金、主要大学の基金、ファミリーオフィスなどからの参加を得て、約330億円(3億ドル)を集めたとのことだ。

2013年の設立以来、ブロックチェーン・キャピタルはエコシステム全体で110以上の企業、プロトコル、暗号資産に投資してきている。ポートフォリオには、Coinbase、Kraken、Anchorage、OpenSea、DeFiのAave、Nexus Mutual、UMAなどが存在する。

ブロックチェーン・キャピタルの共同設立者であり、マネージング・パートナーであるブラッド・スティーブンス(Brad Stephens)氏は「私たちは、単一の産業に特化した企業の価値を認めてくれる世界的な投資家グループをFund Vに迎えることができ、非常に光栄に思っています。私たち自身が創業者であることから、会社やプロトコル、さらには全く新しい産業を構築することがどれほど大変かを知っています」とコメントしている。

またブロックチェーン・キャピタルは、26歳のアレクス・ラーセン(Aleks Larsen)氏をパートナーに昇格させたことも発表しており、それに関してブラッド・スティーブンス氏は「アレクスはブロックチェーン・キャピタルで素晴らしい投資家として活躍し、26歳でパートナーになりました。

ブロックチェーン・キャピタルは、年齢や経歴に関係なく実力と才能を重視する、より大きな暗号資産業界の価値観を反映しています」とコメントしている。

Visaの最高財務責任者であるヴァサント・プラブ氏は「私たちは、Visaネットワーク上でも、それ以外の場所でも、あらゆる形態のお金の動きを強化することに注力しています。

ブロックチェーン・キャピタルとの関係を通じて、デジタル通貨が将来果たす役割を形作り、サポートするための努力を深めています」とコメントしている。

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/koyu・BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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