トク、パクソスラボの「アンプリファイ」統合でステーブルコイン給与に利回り機能導入

Tokuがステーブルコイン給与向け利回り機能導入

ステーブルコイン給与・雇用代行(EOR)サービス展開の「トク(Toku)」が、パクソスラボ(Paxos Labs)の金融機能基盤「アンプリファイ(Amplify)」の利回り機能を統合し、ステーブルコイン給与向けの利回り機能を導入した。パクソスラボが4月28日に発表した。

同機能の導入により、トクを通じて給与を受け取る従業員は、米ドル建てステーブルコイン「USDC」、「USDT」、「USDG」の給与残高について、受け取り時点から利回りを得る設定を有効化できるとのこと。同機能にはロックアップ期間や出金待ちはなく、従業員が外部プラットフォームへ資産を移す必要もないという。

トクの給与受け取り用ウォレットは、暗号資産(仮想通貨)ウォレットインフラ提供のプリヴィー(Privy)を通じて、セルフカストディアル(自己保管)型のウォレットとして提供されるとのこと。ウォレットの秘密鍵は従業員自身が管理し、トク、パクソスラボ、第三者のいずれも、従業員の直接承認なしにステーブルコインへのアクセスや、資産を移動できないという。

また雇用主側は、既存の業務フローや給与計算、支払スケジュールを変更せずに同機能を有効化できるという。なお従業員による同機能の利用は任意で、いつでも利用を開始または停止できるとのこと。

同機能の導入対象は、給与・人事管理サービス提供のADP、人事・財務管理クラウド提供のワークデイ(Workday)、人事・給与管理ソリューション提供のUKG、中小企業向け給与・人事管理サービス提供のグスト(Gusto)など、トクに接続された給与システムを利用する企業となる。

アンプリファイは、パクソスラボが4月14日に提供開始を発表したデジタル資産向けの金融機能基盤だ。同基盤は、企業やプラットフォームのサービス上で扱われるステーブルコインや暗号資産などのデジタル資産を活用し、組み込み型利回り、暗号資産担保の借入、ブランド型ステーブルコイン発行といった金融機能を実装可能にするものだ。なおパクソスラボは、ステーブルコイン発行会社パクソス(Paxos)内でインキュベートされたスタートアップだ。

参考:パクソスラボ
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

SBI証券・大和証券ら6社、「DCJPY」活用のデジタル証券DVP決済の検証完了、国内初

SBI証券、大和証券、SBI新生銀行、ブーストリー(BOOSTRY)、大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)、ディーカレットDCPの6社が、トークン化預金「DCJPY」を用いたセキュリティトークン(ST / デジタル証券)のDVP(Delivery Versus Payment)決済の実証完了を4月24日に発表した。STとデジタル通貨を実発行したうえでSTのDVP決済を検証した事例は国内初だという