ソラナで「ニア(NEAR)」利用可能に、Intents基盤でクロスチェーン実装

SolanaでNEARトークン対応

レイヤー1ブロックチェーン「ニア(NEAR)」のネイティブトークン「NEAR」が、ソラナ(Solana)上で利用可能になった。ソラナおよびニア・プロトコル(NEAR Protocol)がそれぞれの公式Xで12月19日に発表した。

今回の対応により、NEARはソラナ上で取引や流動性提供に利用できるようになる。ソラナ上の分散型金融(DeFi)プロトコルのジュピター(Jupiter)やドリフト(Drift)、タイタン(Titan)、レイディウム(Raydium)、メテオラ(Meteora)の他、暗号資産(仮想通貨)ウォレットのファントム(Phantom)などに対応するとのこと。

両プロジェクトによると、この統合はニアのクロスチェーン実行基盤「ニア・インテンツ(NEAR Intents)」と、ソラナ上の取引基盤である「オーブ・マーケッツ(Orb Markets)」を通じて実現したという。

ニア・インテンツは、ニアプロトコルが提供するクロスチェーン実行基盤だ。ユーザーが指定するだけで、トークンのスワップやブリッジ、実行処理をバックエンドで自動的に組み合わせて実行する仕組みだという。

またオーブ・マーケッツ(Orb Markets)は、ソラナ上でトークンの取引や価格発見を提供するマーケット基盤だ。今回の取り組みでは、ニア・インテンツを通じてソラナに移動したNEARトークンを、ソラナ上で取引可能な形で提供する役割を担っている。

両プロジェクト連携により、複数ウォレットの設定やガス代の切り替えを行うことなく、ワンクリックでクロスチェーン取引ができるとのことだ。

今年に入りソラナでは、他のブロックチェーンやプラットフォームとの相互運用性を強化する動きが進められてきた。

5月には、チェーンリンク(Chainlink)が開発するクロスチェーン相互運用プロトコル「CCIP(Cross-Chain Interoperability Protocol)」が、ソラナのメインネット上で正式に稼働開始した。

11月には、相互運用プロトコルのワームホール(Wormhole)がレイヤー1ブロックチェーン「モナド(Monad)」とイーサリアム間の資産移転に対応する「モナド・ネイティブ・ブリッジ(Monad Native Bridge)」を発表。

さらに12月には、コインベースが開発するイーサリアム・レイヤー2「ベース(Base)」とソラナを接続する「ベース・ソラナ・ブリッジ(Base-Solana Bridge)」が公開された。

画像:PIXTA

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