ロビンフッドUK、英FCAの暗号資産事業者登録を取得。取引サービス開始へ

2027年10月の新規制導入に先駆け

米投資アプリを展開するロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets)の英国法人ロビンフッドUK(Robinhood U.K. Ltd)が、英国金融行為規制機構(FCA)の暗号資産(仮想通貨)事業者登録を取得したことが明らかになった。

FCAの登録簿によると、ロビンフッドUKは7月31日付で暗号資産事業者として登録された。同社のFCA参照番号は「823590」だ。

登録対象となったのは、暗号資産と金銭の取引執行に向けた手配業務で、注文の受領および伝達を含む。

英国では、マネーロンダリング規則の対象となる暗号資産サービスを提供する事業者に対し、FCAへの登録を義務付けている。今回の登録は、ロビンフッドUKがマネーロンダリングおよびテロ資金供与対策に関するFCAの要件を満たしたことを示すものだ。

ただし、現行制度におけるFCAの暗号資産分野への監督は、金融プロモーションとマネーロンダリング・テロ資金供与対策が中心となる。今回の登録は、2027年に開始予定の包括的な暗号資産規制に基づく認可とは異なる。

ロビンフッドは7月1日、英国で暗号資産取引サービスを近日中に開始する計画を発表していた。同サービスにより、株式などに加えて暗号資産も扱う総合的な投資プラットフォームとして、英国での事業を拡大する方針だ。なお、サービスの開始日や取扱銘柄などの詳細は現時点で発表されていない。

英国では2027年10月に包括規制開始

英国では、「2000年金融サービス市場法(暗号資産)規則2026(The Financial Services and Markets Act 2000〈Cryptoassets〉Regulations 2026)」に基づく新たな暗号資産規制が、2027年10月25日に開始される予定だ。

新制度では、暗号資産取引プラットフォームや仲介業者、カストディ事業者、ステーブルコイン発行者、ステーキングの手配業者などが、英国で事業を行うためにFCAの認可を取得する必要がある。

新制度に向けた認可申請および既存の許可範囲の変更申請の受付期間は、2026年9月30日から2027年2月28日までとなる。現行制度の登録だけで新制度下の認可が自動的に付与されるわけではない。なお、ロビンフッドUKはすでにFCAの認可を受けているため、新制度開始後に対象業務を提供するには、既存の許可範囲の変更申請が必要となる。

参考:FCA
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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