テゾスのL2「イーサリンク」上の7資産が対象
暗号資産(仮想通貨)カストディ企業アンカレッジ・デジタル(Anchorage Digital)が、テゾス(Tezos)のレイヤー2ネットワーク「イーサリンク(Etherlink)」上の資産のカストディに対応したと9月16日に発表した。対象には、現物ウランのトークン化資産「xU3O8」が含まれる。
機関投資家は、米連邦認可銀行のアンカレッジ・デジタル・バンク(Anchorage Digital Bank)に対象資産を預けられる。既存の顧客は発表時点ですでに利用可能とのこと。
xU3O8は、現物のウラン精鉱(U3O8)の持分を表すトークンだ。ウラン取引プラットフォーム「ウラニウムドットアイオー(uranium.io)」で取り扱われている。ウラン精鉱は、原子力発電の燃料へ加工する前の中間製品に当たる。
uranium.ioの説明によると、現物ウランはカメコ(Cameco)が運営する規制対象の保管施設に保管されている。現物は、アーチャックス(Archax)が受託者として管理する口座で保有される。
今回の対応資産は、xU3O8のほか、テゾスの暗号資産「XTZ」をラップした「WXTZ」、ステーキングしたXTZを表す「stXTZ」、米ドル建てステーブルコインの「USDT」、「USDC」、「USDSM」、ラップドイーサの「WETH」の計7種類となる。
対象資産は分別されたカストディ口座で保管される。顧客は既存の業務フローを変更せず、あらかじめ定めたルールに基づく管理機能を利用できるという。
なおイーサリンクは、テゾスを基盤とし、イーサリアム仮想マシン(EVM)との互換性を備えたネットワークだ。開発者は、イーサリアム向けの既存の開発ツールを活用できる。
Anchorage Digital now supports @Tezos’ Etherlink, giving institutions custody of assets like xU3O8, tokenized physical uranium, at a federally chartered bank.
— Anchorage Digital ⚓️ (@Anchorage) September 16, 2026
“Institutions are not short on interest in tokenized real-world assets. They are short on places to hold them,” says…
参考:アンカレッジ・デジタル
画像:PIXTA