ワームホールがWorldcoinの「ワールドID」をソラナに統合、クロスチェーンID検証を可能に

WormholeがワールドIDをソラナに統合

クロスチェーンプロトコルのワームホール(Wormhole)が、分散型IDプロトコルのワールドコイン(Worldcoin)の認証システム「ワールドID(World ID)」を、ソラナ(Solana)ブロックチェーンに統合することを6月27日発表した。

これにより既にイーサリアム(Ethereum)上で認証されている「ワールドID」を、ソラナ上のプロトコルが検証できるようになるとのこと。

ワームホールによるとその為にはまず、イーサリアム上で「ワールドID」の状態ルート(ブロックチェーンの現在状況)を取得し、次に取得したデータの正確性を認証後、最後に認証されたデータをソラナ上に伝送してそれを利用可能にする必要があるという。

またイーサリアム上で認証された「ワールドID」を、ソラナ上のプロトコルが信頼できる形で使用できるようにする必要もあるとのことだ。

なおこれらの仕組みを実現する為に、ワームホール提供のクロスチェーンブリッジサービス「ワームホールステートブリッジサービス(Wormhole State Bridge Service)」が使用されるとのこと。これによりクロスチェーンのID検証が可能になるという。

そして「ワールドID」によるソラナ統合にあたっては、ソラナ上で「ソラナノールドIDプログラム(SolanaNorldIDProgram)」と呼ばれるスマートコントラクトを新たに開発する必要があるとのこと。

なお「ワールドID」がソラナに統合されると標準API及びライブラリが提供され、開発者は「ワールドID」をアプリケーションに簡単に導入できるようになるという。

ちなみに「ワールドID」のソラナ統合は、ワールドコイン財団(Worldcoin Foundation)からの助成金で取り組んでいるとのことだ。

関連ニュース

参考:ワームホール
images:iStocks/Antiv3D

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

ブーストリーとデジタルアセットが協業、カントン対応マルチチェーンウォレット年内提供へ

野村ホールディングス傘下のブーストリー(BOOSTRY)が、米ブロックチェーン企業デジタルアセット(Digital Asset)と、規制対象の金融市場向けブロックチェーン「カントンネットワーク(Canton Network)」を活用した国内外のオンチェーン金融およびデジタル資本市場の発展に向けて協業すると8月4日に発表した

Nyxとコノエ、「ハルシネーションしないAI」へ共同研究、Leanと圏論で出力を数学的に保証

イーサリアム(Ethereum)に特化した日本の私設研究機関ニックス・ファウンデーション(Nyx Foundation:以下、Nyx)が、AIセーフティを専門とするコノエ・インテリジェンス(Konoe Intelligence)と、「ハルシネーションしないAI」の実現を目指す共同研究を開始したと8月3日に発表した