アニモカブランズ、仏ゲーム大手ユービーアイソフトのweb3プロジェクト拡大へ

アニモカブランズがユービーアイソフトと提携

アニモカブランズ(Animoca Brands)が、仏大手ゲーム開発企業ユービーアイソフト(Ubisoft)と提携し、ユービーアイソフトのストラテジックイノベーションラボが推進するweb3プロジェクトをサポートおよび拡大していくことを11月21日発表した。

この提携によりユービーアイソフト提供のPvP戦略RPGゲーム「チャンピオンズ・タクティクス・グリモリア・クロニクルズ(Champions Tactics™ Grimoria Chronicles)」が、アニモカブランズの「web3フリークエントプレイヤープログラム(web3 Frequent Player Program)に統合されるとのこと。

なおこの統合に関する具体的な取り組み内容や、アニモカブランズとユービーアイソフト・ストラテジックイノベーションラボによる他の動きについては発表されていない。

「web3フリークエントプレイヤープログラム」は、アニモカブランズのメンバーシップNFTコレクション「モカバース(Mocaverse)」が推進するプログラムだ。

ユーザーは「モカバース」で、アニモカブランズのネットワーク間を移動する際に必要となる分散型ID(DID)「モカID(Moca ID)」を作成し、「web3フリークエントプレイヤープログラム」を通じてレルムポイントと呼ばれるロイヤルティポイントを獲得および使用できる。またレルムポイントは「モカバース」やアニモカブランズが提供する特典と交換できるという。

なおDIDは、ブロックチェーンなどの分散型技術の利用により自身で個人のアイデンティティを管理するIDのことだ。

関連ニュース

参考:アニモカブランズ
images:iStocks/Ihor-Tsyvinskyi・Lidiia-Moor

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した