テイラー・スウィフトのコンサートフィルムチケットが暗号資産で購入可能に、米AMCで

BitPayがサポート

暗号資産(仮想通貨)サービスプロバイダーのビットペイ(BitPay)が、米人気歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の最新ライブ映像を収めたコンサートフィルムのチケットを暗号資産で購入できるようになったと10月13日発表した。

今回暗号資産で購入可能になったのは、「テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR」だ。これはテイラー・スウィフトの6回目のコンサートツアー「The Eras Tour」の映像を収録したコンサートフィルムで、日本でも2023年10月13日から映画館で放映が開始されている。

米国居住者の購入者は米国大手映画館チェーンのAMCシアターズの公式サイトにてチケット予約を行う際、支払い方法でビットペイを選択することで、暗号資産決済によるチケット購入が可能とのことだ。なおビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめとする複数の暗号資産が決済に対応しているとのことだ。

AMCシアターズは2021年9月、同年末までに映画館のオンラインチケット購入に、ビットコインでの決済を加える方針を発表していた。その後現在に至るまでにライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ドージ(DOGE)、シバイヌトークン(SHIB)などの暗号資産にも対応範囲を拡大させている。

ビットペイは1月、暗号資産決済スタートアップのムーンペイ(MoonPay)との連携を発表。

これによりビットペイのユーザーが60種類以上の暗号資産にアクセス可能になったとのことで、ビットペイユーザーに対し複数のレートを提示し、暗号資産を購入する際の最良価格を提供するとのことだった。

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images:iStock/Laura-Gxnzalez

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
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