スペイン「レアル・ソシエダ」がSocios. comでファントークン発行へ

「Socios. com」でレアル・ソシエダがファントークン発行へ

スペインプロサッカーリーグ「ラ・リーガ(旧リーガ・エスパニョーラ)」加盟の「レアル・ソシエダ(Real Sociedad)」が、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」で、ファントークンを発行することが7月12日分かった。

なお「ラ・リーガ」加盟のサッカークラブがファントークン発行を発表するのは、アトレティコ・マドリード、FCバルセロナ、レバンテUD、バレンシアCF、セビージャFCに続き、今回で6チーム目となる。

また「Socios. com」は「ラ・リーガ」自体とも昨年9月に提携をしている。

発表によると「レアル・ソシエダ」の公式ファントークン「$RSO」の販売時期および価格などの詳細については、近日中に公開されるという。

​​なおトークン保有者は「Socios.com」を通じて、NFT、グッズ、試合着用ジャージなどの特典を受けられる他、クラブスポンサーと連携した限定割引、主要ブランドと連携したその他の特別オファーやインセンティブにアクセスできる予定とのことだ。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

既にチリーズと提携したスポーツ組織は150を超えており、欧州の多くのプロサッカークラブでトークンを発行している他、北米ではMLS加盟全28チーム中27チームと提携している。またサッカーだけでなく、NBAでは現在「Socios.com」と提携するNBAチームは全30チームのうち28チームで、その他にもNHLに加盟するホッケーチームやeスポーツチームとの提携も行っている。また今回のスペインの他、ポルトガル、韓国やインド、インドネシアなどのスポーツチームとも提携を進めており、国・ジャンルを問わず「Socios.com」は展開している。

関連ニュース

バリユナイテッドFC、「Socios. com」でファントークン発行へ

ブラジルeスポーツチーム「MIBR」、「Socios. com」でファントークン発行へ

FiNANCiEってどんなサービス?(月刊フィナンシェ 2022年2月号)

ペイパルでチリーズ(CHZ)購入可能に、EEA5ヵ国のSocios. comユーザー

スペイン「セビージャFC」、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

参考:ソシオスドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した