グレースケール、「カントンコイン(CC)」現物ETFのS1登録届出書を米SECに提出

Grayscale Canton ETF申請

米資産運用会社グレースケール(Grayscale)が、カントンネットワーク(Canton Network)のネイティブトークン「カントンコイン(CC)」の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」を、米SEC(証券取引委員会)へ6月5日付で提出した。

提出書類によると、グレースケールが申請中のETFの名称は「Grayscale Canton ETF」。同ETFはCCを保有し、保有するCCの価値を反映することを投資目的とする。1933年証券法に基づいて登録届出された。現時点でティッカーシンボルは未記載だが、上場先の取引所は米NYSEアーカ(NYSE Arca)が予定されている。

同ETFの信託受託者(トラスティー)には、米デラウェア州拠点のサービスプロバイダーのCSCデラウェアトラスト(CSC Delaware Trust Company)が指定されている。

また、同ETFの管理者(アドミニストレーター)と証券代行(トランスファーエージェント)はBNYメロン(The Bank of New York Mellon)、CCの保管機関(カストディアン)はビットゴー・バンク・アンド・トラスト(BitGo Bank & Trust)が指定されている。

カントンネットワークは、資本市場向けに構築されたプライバシー保護型のパブリックなパーミッションレス・ブロックチェーンだ。プライバシー保護やコンプライアンス、コンポーザビリティ、決済ファイナリティなどを重視した設計が特徴とされている。CCは、同ネットワーク上で取引手数料の支払いやバリデーターへの報酬、アプリ提供者への報酬、任意の決済手段などに用いられる。

なおCC関連のETFをめぐっては、スイスの資産運用会社21シェアーズ(21Shares)組成の「21shares Canton Network ETF(TCAN)」が5月7日に米国初のCC現物ETFとして取引開始された。同ETFはティッカーシンボル「TCAN」で米ナスダック(Nasdaq)に上場している。

また、5月26日には暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)組成のCC現物ETP(上場投資商品)「Bitwise Canton ETP(BWCC)」が、ドイツ証券取引所(Deutsche Börse)の電子取引システム「クセトラ(Xetra)」で取引開始された。

参考:SEC
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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