GMOトラストのステーブルコイン「GYEN」と「ZUSD」、発行終了手続き開始と新規購入を停止

GYENとZUSDが新規購入停止

GMOトラスト(GMO-Z.com Trust Company)が、同社発行の円建てステーブルコイン「GYEN」と米ドル建てステーブルコイン「ZUSD」の2銘柄について、発行終了手続き(orderly wind-down)を開始し、新規購入を停止したと5月15日に発表した。

GMOトラストは、GMOインターネットグループの連結子会社で米国現地法人だ。GYENとZUSDはイーサリアム(Ethereum)、ステラ(Stellar)、ソラナ(Solana)で展開されてきた。GMOインターネットグループは15日、GMOトラストの解散および現地法令に基づく清算手続きを進めることを取締役会で決議した。またGMOトラストは、ニューヨーク銀行法605条に基づく自主解散を開始したという。

5月15日付でGMOトラストは、同社のプラットフォームからGYENとZUSDの購入機能を削除した。これにより、同プラットフォーム利用者はGMOトラストを通じて両銘柄を新規購入できなくなった。

なお、条件を満たすGMOトラストのアカウント保有者は、引き続き両銘柄を償還できるという。また、両銘柄の対応ブロックチェーン間のスワップ機能も、発行終了手続き期間中は引き続き利用可能となっている。

両銘柄の償還期間は5月15日から11月11日までの180日間とのこと。この期間中、GMOトラストはGYENを1枚あたり1円、ZUSDを1枚あたり1ドルで償還する。

またGMOトラストは、同社プラットフォームで両銘柄を直接償還する目的の申請者に限り、新規アカウントの開設申請を受け付けている。なおGMOトラストのアカウント保有者は、期間中に償還しなかった両銘柄について、同期間終了後は同社プラットフォームを通じて直接償還できなくなる。同社は、初期償還期間終了後にGMOトラストのプラットフォームを閉鎖する予定だとしている。

GMOトラストは発行終了手続き期間中も、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の適用要件とニューヨーク銀行法に従って運営を継続するとのことだ。

参考:GMOトラストGMOインターネットグループ
画像:PIXTA

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【6/5話題】NECとクリプトガレージがデジタル資産カストディシステム開発へ、Zcash脆弱性で無制限のZEC生成が可能だったと判明など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

Zcash脆弱性、理論上は無制限の偽造ZEC生成が可能だった=Shielded Labs

プライバシーコイン「ジーキャッシュ(Zcash)」の創設者であるズーコ・ウィルコックス=オハーン(Zooko Wilcox-O’Hearn)氏が、先日修正されたシールドプール「オーチャード(Orchard)」の脆弱性に関する記事をジーキャッシュ・コミュニティフォーラム(Zcash Community Forum)に投稿し、自身のXアカウントで6月5日に共有した

コインベース、プロシェアーズのGENIUS法準拠「準備資産向けMMF型ETF」に投資

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、米ETF(上場投資信託)運用会社プロシェアーズ(ProShares)のマネーマーケットファンド(MMF)型ETF「ProShares GENIUS Money Market ETF(IQMM)」への投資を6月2日に発表した。なお、IQMMへの投資額は公式発表では明らかにされていない