ビットマイン、イーサリアム総保有数が520万ETH超に。全供給量4.31%

BitMineがETH追加購入

ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、同社保有の暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)が520万6,790ETHに達したと5月11日に発表した。

ビットマインが発表した5月4日時点での保有資産総額の内訳によると、同社は518万131ETHを保有していたため、直近1週間で2万6,659ETH増加したことになる。同社は5月4日に10万1,745ETHの購入も発表していた。

5月11日時点の同社の暗号資産・現金・株式持ち分などを含む保有資産総額は、合計134億ドル(約2兆円)超だという。内訳は、イーサリアム520万6,790ETH、ビットコイン201BTC、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分8,800万ドル(約139億円)相当、ビースト・インダストリーズ(Beast Industries)の株式持ち分2億ドル(約315億円)相当、そして現金7億7,500万ドル(約1,221億円)となっている。

ビットマインのETH保有数は、ETH総供給量(1億2,070万ETH)の約4.31%とのこと。この数字は、ETH総供給量の5%取得を目指す同社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)構想」において、同戦略の開始から11ヶ月で目標の86%を達成したという。

今回の発表でビットマインの会長トム・リー(Thomas Lee)氏は、2026年末までに「アルケミー・オブ・5%構想」という目標の達成を目指していたが、10万ETH超としていた週当たりの購入ペースを減速させると述べた。今回の購入数は前回の約4分の1となる。

また発表によるとビットマインのステーキング済みETHの総量は、471万2,917ETHとのこと。これは、1ETHあたり2,336ドル(約36万円)で換算すると約111億ドル(約1.7兆円)相当にあたるという。

ビットマインは、同社独自開発の機関投資家向けETHステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」の正式ローンチを3月25日に発表している。ビットマインによると、自社が保有するETHの一部は既にMAVANにステーキングされているという。

なおビットマインは5月2日、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)からOTC(店頭)取引で1万ETHを購入した。購入価格は1ETHあたり2,292.15ドル(当時約36万円)。購入総額は約2,292万ドル(当時約36億円)になるとみられる。この取引は、イーサリアム財団のセーフ(Safe)マルチシグウォレットから実行された。

ビットマインの株式(BMNR)は、米国市場において取引量の多い銘柄としても注目されている。同社が引用する米投資調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、5月8日時点でのBMNRの1日の平均取引量は8億1,600万ドル(約1,286億円)で、米国内株式の取引量ランキングで149位に位置しているという。なお148位はカーバナ(Carvana Co)で、150位はロイヤル・カリビアン・クルーズ(Royal Caribbean Cruises)となっている。

なおビットマインの株式は、4月8日の取引終了をもって米NYSEアメリカン(NYSE American)での取引を終了し、4月9日から同じティッカーシンボル「BMNR」で米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引されている。上場企業としてのETH保有量はビットマインが世界最多で、ETHを含む暗号資産全体の保有額では、BTCを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位だ。 

参考:ビットマイン
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

田中柊也

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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