ビットマインのイーサリアム総保有数、518万ETH超に。全供給量の4.29%

BitMineがETH追加購入

ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を5月4日に発表した。

ビットマインは、直近1週間で10万1,745ETHを購入したとのこと。なお、同社は前週4月27日にも10万1,901ETHの購入を発表していた。

5月3日時点の同社の暗号資産・現金・株式持ち分などを含む保有資産総額は、合計131億ドル(約2兆円)超だという。内訳は、イーサリアム518万131ETH、ビットコイン200BTC、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分8,300万ドル(約130億円)相当、ビースト・インダストリーズ(Beast Industries)の株式持ち分2億ドル(約315億円)相当、そして現金7億ドル(約1,103億円)となっている。

ビットマインのETH保有数は、ETH総供給量(1億2,070万ETH)の約4.29%とのこと。この数字は、ETH総供給量の5%取得を目指す同社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)構想」において、同戦略の開始から10ヶ月で目標の86%を達成したという。

また、ビットマインのステーキング済みETHの総量は436万2,757ETHとのこと。これは、1ETHあたり2,336ドル(約36万8,168円)で換算すると約102億ドル(約1.6兆円)相当にあたるという。

ビットマインは、同社独自開発の機関投資家向けETHステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」の正式ローンチを3月25日に発表している。ビットマインによると、自社が保有するETHの一部は既にMAVANにステーキングされているという。

なおビットマインは5月2日、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)からOTC(店頭)取引で1万ETHを購入した。購入価格は1ETHあたり2,292.15ドル(当時約36万円)。購入総額は約2,292万ドル(当時約36億円)になるとみられる。この取引は、イーサリアム財団のセーフ(Safe)マルチシグウォレットから実行された。

ビットマインの株式(BMNR)は、米国市場において取引量の多い銘柄としても注目されている。同社が引用する米投資調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、5月1日時点でのBMNRの1日の平均取引量は6億2,500万ドル(約984億円)で、米国内株式の取引量ランキングで173位に位置しているという。なお172位はシェニエール・エナジー(Cheniere Energy)で、174位はドアダッシュ(DoorDash)となっている。

なおビットマインの株式は、4月8日の取引終了をもって米NYSEアメリカン(NYSE American)での取引を終了し、4月9日から同じティッカーシンボル「BMNR」で米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引されている。上場企業としてのETH保有量はビットマインが世界最多で、ETHを含む暗号資産全体の保有額では、BTCを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位だ。

参考:ビットマイン
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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