モルガンスタンレー、「Eトレード」上で暗号資産取引サービス開始=報道

E*Tradeで暗号資産取引サービス開始

米金融大手モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)が、同社のオンライン証券取引プラットフォーム「Eトレード(E*Trade)」上で、暗号資産(仮想通貨)取引サービスを開始した。「ブルームバーグ(Bloomberg)」が5月6日に報じた。

ブルームバーグによると、同サービスはEトレードの一部顧客向けに試験的に提供されているという。取引銘柄にはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)が含まれるとのこと。同社は取引手数料を0.5%に設定し、年内にEトレードの顧客860万人全員へ同サービスの提供対象を広げる予定だという。

またブルームバーグは、Eトレードで提供される暗号資産取引の手数料について、コインベース(Coinbase)、ロビンフッドマーケッツ(Robinhood Markets)、チャールズ・シュワブ(Charles Schwab)の料金・スプレッド水準を下回ると報じている。

Eトレードでの暗号資産取引はモルガン・スタンレーと、暗号資産取引・決済インフラ企業ゼロハッシュ(ZeroHash)との提携を通じて提供されている。Eトレード上での暗号資産取引とカストディ(保管)は、ゼロハッシュの別個の非証券口座を通じて行われるという。モルガン・スタンレーは、暗号資産の取引やカストディを直接取り扱わないとのこと。

ゼロハッシュは、暗号資産、ステーブルコイン、トークン化資産のインフラを提供する企業だ。ゼロハッシュは2025年9月23日、シリーズD2ラウンドで1億400万ドル(当時約153億円)の調達を発表した。

同ラウンドはインタラクティブブローカーズ(Interactive Brokers)が主導し、モルガン・スタンレーやソーファイ(SoFi)などの投資家が参加。この調達ラウンドによりゼロハッシュの企業評価額は10億ドル(当時約1,483億円)となり、ユニコーン企業となった。

参考:ブルームバーグ・Eトレード
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/4話題】zERC20 v2がメインネット公開、バイナンスが巨額流出の初期調査公表、個別株の無期限先物が米登録取引所で取引可能になど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

コンセンシス、金融機関向け相互運用製品を提供開始。ブリッジ不要で台帳間取引に対応

イーサリアム(Ethereum)関連のインフラ開発企業コンセンシス(Consensys)が、金融機関が運用する異なる台帳間の取引を調整するソフトウェア製品「ソブリン・ネットワーク・インターオペラビリティ(Sovereign Network Interoperability)」の提供開始を11月2日に発表した

北朝鮮、バイナンス巨額流出事件への関与否定。FBI発表を「政治的挑発」と批判=報道

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)から60億ドル超(約9,468億円超)の暗号資産が流出した事件について、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記の妹で、朝鮮労働党総務部長を務めるキム・ヨジョン(金与正)氏が、北朝鮮の関与を否定した