【速報】ソニューム、独自トークン「SONEIUM」発行を計画。IP活用の資金調達も支援へ

作品ごとの「IPトークン」も発行予定、第一弾は「もりうさ」

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ソニューム(Soneium)」の独自エコシステムトークン「SONEIUM」の発行計画が10月26日に発表された。

ただし、同トークンの発行は現時点で計画段階にあり、正式には決定していない。日本国内での流通も未定だ。発行に関する詳細は後日発表される予定とのこと。

SONEIUMは、クリエイターやIP(知的財産)の権利者、開発者、ファン、投資家など、ソニュームのエコシステムに参加する人々をつなぐことを目的に設計されているという。

あわせて、ファンがブロックチェーン上で作品やキャラクターなどのIPを支援する仕組み「トークン化IP(Tokenized IP)」の展開を開始することも発表された。プロジェクトへの参加窓口となる公式プラットフォーム「ソニューム・ポータル(Soneium Portal)」も公開された。

トークン化IPは、グッズ販売やライセンス事業、新規作品の制作など、IPに関連する事業活動の一部をオンチェーン化する仕組みだ。クリエイターやIPの権利者が、ファンやコミュニティとともに資金を調達し、新たな作品づくりに取り組めるようにするという。

この取り組みでは、SONEIUMとは別に、個別の作品やキャラクターにひもづく「IPトークン」の発行も予定している。第一弾は、スーパー・ステート・ホールディングス(SUPER STATE HOLDINGS)社とともに展開するキャラクターIP「もりうさ」とのことだ。

音楽分野にも取り組みを広げる。「IP Vault」は、音楽カタログファンドなどを通じて、楽曲の使用料収入などに投資できる仕組みだ。また、デイ・ワン・ドリーム(DayOneDream)との提携を通じて、実績のあるK-POPアーティストのコンサート事業から生じるロイヤルティのトークン化にも取り組むとのこと。

資金調達に加え、作品の利用条件の確認や、必要なライセンスの取得を支援する取り組みも進めるという。その一環として、作品の利用条件やライセンス情報の形式を統一する規格案「ERC-8432(オンチェーンIP資産・ライセンスレジストリ)」の普及を進めているとのこと。

同規格案はイーサリアムのオープン標準として提案されており、クリエイターやAIエージェントによる利用が想定されている。

ソニュームの開発元であるソニーブロックソリューションズラボ(Sony Block Solutions Labs)は、ソニーグループとスターテイルグループ(Startale Group)の合弁会社だ。ソニュームのメインネットは2025年1月に公開されている。

参考:公式ブログ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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