サークル、AIエージェント向けUSDC少額決済「ナノペイメンツ」をメインネットで提供開始

11チェーンで個別支払い時のガス代不要に

米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」の発行元サークル(Circle)が、AIエージェント向けUSDC決済レール「ナノペイメンツ(Nanopayments)」のメインネット移行を4月29日に発表した。

ナノペイメンツは、USDCによる少額決済を個別支払いごとのガス代なしで実行できる決済レールだ。同サービスは、複数のブロックチェーン上のUSDC残高を一元的に利用できる開発者向けソリューション「サークルゲートウェイ(Circle Gateway)」を基盤としている。

ナノペイメンツでは、個別の支払いをその都度オンチェーンで処理するのではなく、利用者がオフチェーンで署名した支払い承認をまとめ、後からオンチェーンで一括決済できるとのこと。1回あたり最低0.000001ドル相当のUSDCから送金できるという。

また、ナノペイメンツはx402と標準的なHTTP 402の決済フローに対応し、既存の決済スタックを全面的に作り替えずに個別支払い時のガス不要の支払いを追加できるとのこと。

ナノペイメンツの対応メインネットは、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche)、ベース(Base)、イーサリアム(Ethereum)、ハイパーEVM(HyperEVM)、OPメインネット(OP Mainnet)、ポリゴンPoS(Polygon PoS)、セイ(Sei)、ソニック(Sonic)、ユニチェーン(Unichain)、ワールドチェーン(World Chain)の11チェーンとなっている。

サークルは4月17日、ネイティブUSDCを複数のブロックチェーン間で移動するための新機能「USDCブリッジ(USDC Bridge)」の提供開始を発表した。同機能は、サークル提供のクロスチェーン転送基盤「クロスチェーントランスファープロトコル(Cross-Chain Transfer Protocol:CCTP)」を利用した同社公式のブリッジ機能だ。

参考:サークル
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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