ビットマインがイーサリアム追加取得、総保有数は約487万ETHで全供給量の4.04%に

BitMineがETH追加購入

ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を4月13日に発表した。

ビットマインは、直近1週間で7万1,524ETHを購入したという。なお、これは昨年12月22日の週以来最も多い購入量となる。同社は前週4月6日にも7万1,252ETHの購入を発表していた。

発表によると同社の現在の保有資産総額は、118億ドル(約1.9兆円)を超えるとのこと。

4月12日時点でのビットマインの保有資産の内訳は、イーサリアム487万4,858ETH、ビットコイン198BTC、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分8,500万ドル(約135億円)相当、ビースト・インダストリーズ(Beast Industries)の株式持ち分2億ドル(約318億円)相当、そして現金7億1,900万ドル(約1,145億円)となっている。

ビットマインのイーサリアム保有数は全供給量の約4.04%とのこと。この数字は、イーサリアム総供給量の5%取得を目指す同社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)構想」において、目標の81%に相当するという。

またビットマインのステーク済みイーサリアムの総量は333万4,637ETHとのこと。これは、1ETHあたり2,206ドル(約35万円)で換算すると約74億ドル(約1.2兆円)相当にあたるという。

ビットマインは、同社独自開発の機関投資家向けイーサリアムステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America VAlidator Network) 」の正式ローンチを3月25日に発表している。ビットマインによると、同社保有のイーサリアムの一部は既にMAVANにステーキングされているという。

ビットマイン会長のトム・リー(Tom Lee)氏は、「イラン戦争は7週目に入っており、依然として世界市場の最も重要な原動力となっている」と述べた。さらに同氏は、ETHが戦争開始以来最も高いパフォーマンスを示し、S&P500を1,830ベーシスポイント、金を2,743ベーシスポイント上回っているとしたうえで、ETHが「戦時下の価値保存手段」であることを示唆しているとの見方を示した。

ビットマインはこれまで「NYSEアメリカン(NYSE American)」に上場していたが、4月8日の取引終了をもって同市場での取引を終了し、翌9日より同じティッカーシンボル「BMNR」で、「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」へ上場変更している。上場企業としてのイーサリアム保有量は世界最多で、イーサリアムを含む暗号資産全体の保有額では、ビットコインを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位となる。

またビットマインの株式(BMNR)は、米国市場において取引量の多い銘柄としても注目されている。同社が引用する米投資調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、4月10日時点でのBMNRの1日の平均取引量は7億4,700ドル(約1,188億円)で、米国内株式の取引量ランキングで117位に位置しているという。なお116位はインテュイティブサージカル(Intuitive Surgical)で、118位はアプライド・デジタル(Applied Digital)となっている。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

田中柊也

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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