SBI VCトレード、円建てステーブルコイン「JPYSC」のレンディング受付開始。年率3%で

「JPYSCレンディング」、7月16日から申込受付

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」を対象としたレンディングサービス「JPYSCレンディング」の申し込み受付を7月16日から開始すると、7月13日に発表した。実際のレンディング開始日は7月23日となる予定だ。

JPYSCレンディングでは、利用者が保有するJPYSCをSBI VCトレードへ貸し出し、その対価として利用料(賃借料)を受け取れる。同社によると、信託型ステーブルコインを対象としたレンディングサービスの提供は国内初になるという。

同サービスは、SBI VCトレードの「VCTRADEサービス」で提供される。「BITPOINTサービス」は対象外だ。取引形態は消費貸借取引となり、利用者から借り入れたJPYSCをSBI VCトレードが転貸する場合もあるという。

当初募集の貸出期間は12週間で、年率は3%。通常募集も12週間満期で、年率1〜3%程度を予定する。利用料は「貸出数量×年率×期間(日)÷365」で算出され、満期時に貸出数量と利用料がJPYSCで返還される。年率は市場環境に応じて変動し、新規募集が停止される場合もあるとのことだ。

なおJPYSCレンディングは円預金ではなく、預金保険制度の対象外となる。また、貸し出されたJPYSCは資金決済法に基づく分別管理の対象外となるため、SBI VCトレードが破綻した場合、貸し出したJPYSCの全部または一部が返還されない可能性がある。

貸出期間中は、対象となるJPYSCの売却や譲渡、担保設定などはできず、原則として中途解約もできない。

JPYSCは、SBI新生信託銀行が発行する信託型円建てステーブルコインだ。SBIグループとスターテイル・グループ(Startale Group)が共同開発し、6月24日にSBI VCトレードの口座内限定で提供が開始された。

現時点のJPYSCは外部ウォレットへの出庫に対応しておらず、パブリックチェーン上でも流通していない。関係法令や税務実務上の取り扱いが整理され次第、監督当局の確認を前提として、パブリックチェーン上で流通できる体制への移行が目指されている。

なおSBI VCトレードは、米ドル建てステーブルコイン「USDC」のレンディングサービスを3月19日に開始している。今回のJPYSCレンディングにより、円建てステーブルコインについても運用サービスを展開することになる。

参考:SBI VCトレード
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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