Privyが取引送信サービスでソラナ取引を高速化
米決済大手ストライプ(Stripe)傘下の暗号資産(仮想通貨)ウォレット基盤企業プリヴィ(Privy)が、ソラナ(Solana)向けインフラを提供するジト(Jito)と共同で構築したトランザクション送信サービス「フルセンド(FullSend)」を利用していると7月9日に発表した。
フルセンドは、ソラナの現在と今後のブロック生成リーダーに対し、ジトの低遅延ネットワークを通じて取引を直接送信するサービスとのこと。プリヴィの信頼実行環境(TEE)ウォレットを通じてブロードキャストされる全てのソラナ取引が、フルセンド経由でルーティングされるという。
なおプリヴィは5月27日、TEEウォレットのセキュリティ特性を維持しながら、署名や取引処理のレイテンシを削減する取り組みを発表していた。
フルセンドには、MEV(Maximal Extractable Value)保護も標準で組み込まれている。これにより開発者は、追加の統合作業を行うことなく、高速かつ信頼性の高い「トランザクション・ランディング(送信した取引をブロック収録まで到達させる処理)」を利用できるという。MEVとは、ブロック内の取引順序の変更や取引の挿入、除外などによって抽出できる追加的な価値を指す。
プリヴィによると同社は1月以降、自社経由でルーティングされた数百万件のソラナ取引で、トランザクション・ランディングについて99.999%の信頼性を観測したという。また同社はフルセンドに直接接続することで、顧客が個別に接続する場合の平均25ミリ秒に対し、フルセンドへトランザクションを最短4ミリ秒で送信できるとしている。
1/ Today, every @solana transaction through Privy’s TEE wallets is routed through FullSend, the transaction landing service built with Jito.
— Privy (@privy_io) July 9, 2026
That means faster transaction submission and reliable transaction landing, built into Privy by default. pic.twitter.com/yxxTwqoBH6
参考:プリヴィ
画像:PIXTA