ビットマインがNYSEに上場市場変更、4Bドル規模の自社株買い拡大へ

ビットマインが上場市場変更と株主還元強化

ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(Bitmine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、ニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場市場変更および自社株買いプログラムの拡大を4月9日に発表した。

同社はこれまで「NYSEアメリカン(NYSE American)」に上場していたが、4月8日の取引終了をもって同市場での取引を終了し、翌9日より同じティッカーシンボル「BMNR」でNYSEでの取引を開始した。

ビットマインは、ビットコインマイニング事業を展開する一方で、余剰資本を活用してイーサリアム(ETH)を蓄積する戦略を掲げる企業として知られている。

同社は、これまでもデジタル資産の蓄積を進めており4月6日にも直近1週間で7万1,252ETHを購入したと発表している。また前週3月30日にも7万1,179ETH、さらにその前週にも6万5,341ETHの購入を発表しており、継続的に保有量を拡大している。現在は合計で約480万3,000ETHを保有しているとされており、この保有量はイーサリアムの総供給量の3.98%に相当するとのこと。

また同社は、「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)」と呼ぶ投資戦略を掲げており、イーサリアム総供給量の5%取得を目指している。今回の発表時点で、その達成度は79%超に達している。

今回の発表では、同社取締役会が2025年に承認された自社株買いプログラムの拡大を全会一致で決定したことも明らかとなった。買い付け枠は従来の10億ドル(約約1,597億円)から40億ドル(約6,390億円)へと引き上げられている。

この自社株買いプログラムは2025年7月25日に承認されたもので、既存の条件を維持したまま継続される。また、今回の40億ドルの枠にはこれまでに同プログラムで取得された株式も含まれる。

なお今回の発表では、ETHの取得目標やトレジャリー戦略、自社株買いの実施などに関する将来見通しについても言及されているが、これらは市場環境や規制動向などにより実際の結果が異なる可能性があるとしている。

 参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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