オンドファイナンスの「Ondo Global Markets」、BNBチェーン上で稼働開始

BNB ChainでOndo Global Markets利用可能に

100以上のトークン化米国株式・ETF(上場投資信託)を売買できるトークン化証券プラットフォーム「オンド・グローバル・マーケッツ(Ondo Global Markets:OGM)」が、BNBチェーン(BNB Chain)上で稼働開始した。OGM提供のオンドファイナンス(Ondo Finance)が10月29日に発表した。

これにより、BNBチェーン上のユーザーはOGM内のトークン化米国株式・ETFを、大手DEX(分散型取引所)パンケーキスワップ(PancakeSwap)経由で取引できるとのこと。

OGMは、9月3日からイーサリアム(Ethereum)上で稼働開始し、今回のBNBチェーン統合は2つ目のチェーン対応となる。なおオンドファイナンスによれば、ソラナ(Solana)やオンドチェーン(Ondo Chain)などにも展開予定とされている。

OGMでは、米国登録ブローカーディーラーが保管する米国株式やETFを裏付けにトークンが発行されており、投資家はそれらトークンをP2P(ピアツーピア)で24時間365日転送可能だ。さらに、投資家はこれらトークンをDeFi(分散型金融)プロトコル上の貸付や借入などにも活用できる。今後OGMはウォレットや取引所、DeFiプロトコルとの統合をさらに進める方針だという。

今回の発表によればOGMは9月のローンチ以降、短期間でTVL(総預かり資産額)が約3.2億ドル(約490億円)から3.5億ドル(約536億円)、オンチェーン総取引量は約6.69億ドル(約1,026億円)に達したとのことだ。

参考:オンドファイナンス
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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