ビルドアンドビルド(BNB)、ロビンフッドクリプトとコインベースで取扱

ロビンフッドクリプトとコインベースでBNB取り扱い

暗号資産(仮想通貨)ビルドアンドビルド(BNB)が、米ロビンフッドマーケッツ(Robinhood Markets)提供の「ロビンフッドクリプト(Robinhood Crypto)」アプリで取引開始された。また、米大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)でも間も無くBNBの取り扱いが開始される予定だ。

BNBは、BNBチェーン(BNB Chain)上でネイティブトークンとして発行されている暗号資産であり、大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)のプラットフォームおよびBNBチェーンのエコシステムを支えるトークンだ。

ロビンフッドクリプトでは米国ユーザー向けにBNBの取引が提供開始された。BNBの追加により、現在ロビンフッドクリプトでは合計41銘柄が取り扱われている。

またコインベースでのBNBの取り扱いは、コインベースのブラウザ版とアプリ版、コインベースアドバンスド(Coinbase Advanced)、コインベースエクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)で行われ、取引ペアはBNB/USDとなっている。ただし、コインベースのサービス提供地域のうち、一部の地域では取引が制限される可能性がある。

またコインベースで取り扱われるBNBは、BNBスマートチェーン(BNB Smart Chain)のネットワーク上でサポートされるという。他のネットワーク規格のトークンをコインベースのアカウントに送信すると、資産が失われる可能性があるため注意が必要だ。

ちなみにBNBは、10月13日 17:30にATH(過去最高値)となる1,375.9ドルの高値を付けた(tradingview Binance参照)。記事執筆時点(2025年10月10日 14:15)では1,086ドル台で推移している。

参考:tradingview Binance
画像:iStocks/Priyanka-Naskar

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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