NTTデジタル・UPCX・ペイクル、ブロックチェーン等の共同研究で連携

NTTデジタル・UPCX・ペイクルが提携

NTTドコモのWeb3推進子会社NTTデジタル(NTT Digital)、UPCXプラットフォームズ(UPCX-Platforms)、ペイクルが、UPCXブロックチェーンを基盤とした共同研究や技術開発の推進などについて連携を開始する。NTTデジタルが8月22日に発表した。

この連携により3社は、日本国内でのUPCXブロックチェーンの認知拡大を図るとともに、分散型技術を活用した持続可能な金融・経済基盤の構築に貢献していくという。

各社の主な役割としては、UPCXプラットフォームズがUPCXブロックチェーンの運営およびエコシステムの育成を担うという。またペイクルは同チェーンの技術情報の提供や、技術仕様の調整支援、SDKやAPIなどの技術的インターフェースの整備を担当するとのこと。

そしてNTTデジタルは、金融機関や暗号資産取引所向けの実用的なユースケースに対応可能なUPCXブロックチェーンのインフラ機能の提供、市場投入の協議、同チェーンのプロモーション活動の支援を行うという。

なおUPCXプラットフォームズは、スマートコントラクト対応型のオープンソース決済プラットフォーム「UPCX」を開発・展開している。UPCXでは、現実世界の金融・決済とブロックチェーンを統合することを目指しているとのことだ。

画像:iStocks/ThinkNeo・PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した