NTT Digital、暗号資産の総合データプラットフォーム「Lukka Insights」を国内初導入

NTT DigitalがLukka Insightsを国内初導入

NTTドコモのweb3を推進する子会社NTT Digital(NTTデジタル)が、米Lukka(ルッカ)による暗号資産の総合データプラットフォーム「Lukka Insights(ルッカインサイツ)」を日本国内で初めて導入した。Lukka子会社の国内企業Aerial Partners(エアリアルパートナーズ)が4月21日に発表した。

米Lukkaは、ブロックチェーン技術により複雑化する金融リスクマネジメントや法令遵守に対しソリューション提供を行うグローバル企業。Aerial Partnersは、デジタルアセットの会計・税務・データ管理サービスを提供する国内企業だ。Aerial Partnersは今年1月、Lukkaの買収を受け同社の子会社となっていた。これによりAerial Partnersは、現在提供しているサービス群に加え、Lukkaが提供する複数のソリューションを日本国内企業へ提供する準備を進めるとしていた。

今回NTT Digitalが導入した「Lukka Insights」は、金融機関、規制当局、暗号資産企業のニーズに合わせて構築された、実用的な暗号資産・取引所・市場データ等を提供する企業向けダッシュボードサービスとのこと。膨大かつ広範なデータの扱いや、リスク評価、投資分析、企画戦略等のビジネスにおける重要なユースケースをサポートするとのことだ。

参考:エアリアルパートナーズ
画像:iStocks/artsstock

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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