暗号資産取引所ブリッシュ、米市場上場で初値2倍以上に上昇

ブリッシュが米市場上場で初値2倍以上に

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するブリッシュ(Bullish)が、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に8月13日に新規上場した。初値は90ドルと、公開価格(37ドル)の2倍以上となり、これに基づく時価総額は約131億6,000万ドルに上った。暗号資産セクターに対する投資家の信頼感を反映しており、米市場への上場を目指す同業他社にとって追い風となる。

同社は新規株式公開(IPO)で11億1,000万ドルを調達。調達額に基づく評価額は54億ドルだった。

IPOブティック(IPO Boutique)のシニアリサーチアナリスト、ジェフ・ゼル(Jeff Zell)氏は「ブリッシュは当初、魅力的な評価額を提示した。投資家はIPO前のプロセスで積極的に競り上げることでそれに応えた」と語った。

株価は90ドルで始まり、一時118ドルまで上昇した。終値は68ドル。

トランプ米政権下で規制が緩和され、上場投資信託(ETF)の資金流入などにより、暗号資産はより広く受け入れられるようになっている。

取引所運営会社のジェミナイ(Gemini)と資産運用会社のグレースケール(Grayscale)なども、秘密裏にIPOを申請している。

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
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画像:Reuters

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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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