アセットマネジメントOneが暗号資産企業関連の信託を販売か
日本の大手資産運用会社アセットマネジメントOneが、世界の暗号資産(仮想通貨)関連の株式に投資先を絞った投資信託を7月より販売開始すると、「日経新聞」が6月26日に報じた。
アセットマネジメントOneは、みずほフィナンシャルグループと第一生命ホールディングスが株主で、2016年にDIAMアセットマネジメント、みずほ信託銀行の資産運用部門、みずほ投信投資顧問、新光投信が統合し設立された。「投資顧問事業」と「投資信託事業」における運用資産残高は、今年3月時点で69兆円と国内有数の規模を誇る。
報道によるとアセットマネジメントOneが提供する投資信託は、暗号資産取引所の運営企業など30〜60社に投資するものになるという。提供にあたっては、米ヴォヤ・インベストメント・マネジメント(Voya Investment Management)と連携するようだ。
なお国内大手企業としては、暗号資産関連企業に特化した投資信託の設定は初の事例になるという。同投資信託によりアセットマネジメントOneは初年度で100億円規模の販売を目指すとのことだ。
参考:日経
画像:iStocks/peshkov