「ポンタ」活用の暗号資産運用体験サービス「Pontaビットコin牧場」開始、LMとBACKSEAT提供

「Ponta」活用の暗号資産運用体験サービスがリリース

BACKSEAT暗号資産交換業株式会社(バックシート)とロイヤリティ マーケティング(LM)が、LM運営のPontaポイントを活用した暗号資産(仮想通貨)運用体験サービス「Pontaビットコin牧場」の提供開始を6月30日に発表した。

BACKSEAT暗号資産交換業株式会社は、国内暗号資産(仮想通貨)取引所BACKSEATの運営会社。今年2月20日に国内暗号資産交換業者のコインブック(coinbook)がバックシート親会社により買収されていた。

今回提供開始された「Pontaビットコin牧場」は、Ponta会員が保有するPontaポイントを用いて、擬似的な資産運用を体験できるシミュレーションサービスだ。Pontaオウンドメディアをはじめ、Pontaアプリ(近日メニュー設置予定)から利用できるという。

また同サービスでは、Pontaポイントを牧場運用ポイントに交換して運用するという。1ポイントから運用でき、増減したポイントはPontaポイントに交換してPonta提携店・サービスで利用可能とのこと。実際の暗号資産の購入や売買は行われず、仮想的な価格変動に基づいてポイントが増減するとのことだ。

同サービスは、「牧場」をモチーフに、運用対象を農作物に置き換えて設計しており、運用実績に利益が出ると作物が育つ。収穫した作物をモンスターの「ビットコ」に与えることで成長していく仕組みだという。

運用対象は、アクティブコース、バランスコース、BTC(ビットコイン)、USDCがあるとのこと。なお牧場運用ポイントからPontaポイントへの交換をする場合には、手数料1%がかかるとのことだ。

ちなみに「Pontaビットコin牧場」では、毎日10,000牧場運用ポイントの山分けにチャレンジできるミニゲームが提供される。クイズ機能などで獲得できる「チケット」をつかって、ビットコインの翌朝7時時点の価格が「上がる」か「下がる」かを予想する内容のゲームとのことだ。

なお「Pontaビットコin牧場」のサービス開始を記念して、10月31日までの期間にて、総額1,000万円相当のPontaポイントが当たるキャンペーン「Pontaビットコin牧場スタートキャンペーン」が実施されるとのこと。「Pontaビットコin牧場」でポイント運用を開始し、応募フォームからエントリーすることで参加が可能だ。

特典としては1等10万Pontaポイント(10名)、2等5万Pontaポイント(20名)、3等1万Pontaポイント(96名)、4等88Pontaポイント(8万名)。ポイント加算時期は2025年11月末頃とのことだ。

なおLMでは、Web3プラットフォーム「MUGEN Portal」を提供している。同プラットフォームは、1億人超のPonta会員基盤と連携するLMの独自ブロックチェーン「MUGEN Chain(ムゲンチェーン)」を活用。また「MUGEN Chain」は、レイヤー1ブロックチェーンAvalanche(アバランチ)を利用した独自ブロックチェーンを構築できる機能「レイヤー1ブロックチェーンズ:L1s(旧サブネット)」を用いて開発されている。

参考:ロイヤリティ マーケティングBACKSEATBACKSEAT2
画像:iStocks/Molnia

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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