ドイツ銀行、独自ステーブルコイン発行やトークン化預金を検討か=報道

ドイツ銀行が独自ステーブルコイン発行など検討か

独メガバンクのドイツ銀行(Deutsche Bank)が、独自ステーブルコインおよびトークン化預金の導入を検討していると、「ブルームバーグ」が6月6日に報じた。

「ブルームバーグ」のインタビューに応じたドイツ銀行のデジタル資産・通貨部門を率いるサビフ・ベフザド(Sabih Behzad)氏によれば、同行は自社発行トークンの可能性や、業界全体での協業によるステーブルコインプロジェクトへの参加を検討しているとのこと。また、決済用の独自のトークン化預金ソリューションを開発するかどうかも評価中だとベフザド氏は述べている。

メガバンクによるステーブルコインに関する発表は続いている。

5月22日にブラジルの大手金融機関ブラザグループ(Braza Group)は、米ドルに1:1で連動するステーブルコイン「USDB」を、分散型レイヤー1ブロックチェーンのXRPレジャー(XRP Ledger:XRPL)上で発行。

また米銀行大手である、JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America:BofA)、シティグループ(Citigroup)、ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)などもステーブルコインの共同発行で提携を模索していることが5月22日に「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」より報じられている。

参考:Bloomberg 
画像:iStocks/fermate

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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