パンプファンがトークン保有者へ収益還元か
ソラナ(Solana)基盤のミームコインプラットフォーム「パンプファン(Pump.Fun)」が、独自トークンPUMPのパブリックセールを2週間以内に開始する予定だと、暗号資産メディア「ザ・ブロック(THE BLOCK)」が6月6日に報じた。
関係者によれば、「パンプファン」はトークン発行を通じて最大10億ドル(約1,444億円)の調達を目指しており、プロトコル収益の一部を今後PUMP保有者に還元することを検討しているという。
PUMPトークンは、パブリックセールおよびプライベートセールを通じて、個人投資家および機関投資家に販売される予定とのこと。いずれの投資家もトークン生成イベント(TGE)時にPUMPをアンロックできるという。
なおPUMPの総供給量は1兆枚に設定されており、そのうち約25%がパブリックセール、10%がエアドロップ用として割り当てられる予定だという。現在は、1PUMPあたり0.004ドル(約0.58円)でプライベートセールが進められているとのこと。
またパブリックセールの一部は、バイナンス(Binance)などの大手暗号資産取引所で実施される見込みで、同時にエアドロップも行われる予定であるという。
「パンプファン」は、ユーザーが独自のミームコインを作成・取引できるミームコインローンチパッドプラットフォーム。ソラナ上で2024年1月にローンチし、現在ではベース(Base)、ブラスト(Blast)チェーンにも対応している。
なお記事執筆時点での「パンプファン」の時価総額は約38億3,000万ドル(約5,537億円)で、24時間取引高は約9億3,000万ドル(約1,347億円)となっている(2025.6.9 13:00コインゲッコー調べ)。
参考:THE BLOCK・コインゲッコー
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