米大手銀行ら、ステーブルコイン共同発行を検討=WSJ

米大手銀行らがステーブルコイン共同発行で提携を模索か

米銀行大手がステーブルコインの共同発行で提携を模索していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、複数の関係者の話として5月22日に報じた。

これまでのところ、JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America:BofA)、シティグループ(Citigroup)、ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)、その他の大手商業銀行が共同出資する企業が協議しているという。

ただ、協議は初期の構想段階で、変更される可能性もあるという。

ロイターはこの報道を確認できていない。各行はロイターのコメント要請に応じなかった。

ステーブルコインは一定の価値を維持するように設計された暗号資産の一種で、通常は米ドルなどの不換通貨に固定され、暗号資産トレーダーがトークン間で資金を移動させるために一般的に使用される。

WSJによると、銀行コンソーシアムの可能性として議論されているのは、クリアリングハウスとアーリー・ワーニング・サービスの共同所有者に加え、他の銀行にもステーブルコインの利用を認めるモデルだという。

一部の地銀やコミュニティーバンクも、これとは別にステーブルコイン・コンソーシアムの設立を検討しているという。

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
米銀大手、ステーブルコイン発行で提携を模索=WSJ
画像:Reuters

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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