米サークルが4月下旬にIPOを正式申請か、JPモルガンとシティ引受先に検討=報道

米サークルが4月下旬にIPOを正式申請か

「USDC)」等のステーブルコインを発行する米サークル(Circle Internet Financial)が、早ければ4月下旬にも、新規株式公開(IPO)の申請書類を公的に提出する予定だと、「フォーチューン(Fortune)」が関係者2名からの情報として3月31日に報じた。

情報筋によると上場の正確な時期は不明だという。ただし、IPOの際の株式の引受先はJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)とシティ(Citi)を採用する方向で計画が進められているとのことだ。

サークルは2021年7月にSPAC(特別買収目的会社)であるコンコード・アクイジション・コーポレーション(Concord Acquisition Corp)と企業結合し上場する計画を発表していた。

しかしコンコードをSPACとするサークルの上場計画は難航し、両社の契約条項に定められた結合期限の2022年12月に、上場計画の解消がサークルとコンコード両社の取締役会によって承認されていた。

このとき、サークルCEOであるジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)氏は「私たちは期限内に米SEC(証券取引委員会)の要件を満たせなかった」と旧ツイッターにて述べている。

なおその際の取引では、サークルの評価額は90億ドル(当時約1.2兆円)と見積もられていた。

その後2023年11月には、サークルが2024年初めのIPOを目指し、再検討していることがブルームバーグによって報じられた。

そしてサークルは昨年1月にIPOを守秘義務付きでSECに申請。当時同社は市場やその他の条件に応じて、米SECの審査プロセスが完了した後にIPOが行われる予定であると発表していた。

参考:フォーチューン
画像:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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