ストラテジーが約5.5億ドルでビットコイン追加購入、総保有量538,200BTCに

StrategyがBTC追加購入

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業ストラテジー(Strategy)が、BTCの追加購入を4月21日に発表した。

ストラテジーは、4月14日から4月20日までの期間に6,556BTCを現金約5億5,580万ドル(約791億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約8万4,785ドル(約1,207万円)となっている。

発表によるとストラテジーは4月20日時点で、合計約53万8,200BTCを保有しているという。手数料と経費を含む取得額は約364億7,000万ドル(約5兆1,926億円)となっており、1BTCあたりの取得額は6万7,766ドル(約964万円)とのこと。記事執筆時点のBTC価格は約8万7,119ドル(約1,227万円)となっている。

また今年に入ってからのストラテジーのBTC利回りは、累計で12.1%に達したという。

なお同社の今回のBTC購入は、コモンATM(Common ATM)およびストライクATM(STRK ATM)を通じて得られた合計5億5,550万ドル(約781億円)の収益が使用された。これらの収益は、1株あたり額面0.001ドルのクラスA普通株式および、8.00%シリーズA永久ストライフ優先株式の売却によって得られたものである。

なおストラテジーが前回、BTCの追加購入を報告したのは4月14日。同社は3月24日から3月30日までの期間に、約3,459BTCを現金約2億8,580万ドル(当時のレートで約410億円)で購入していた。

参考:ストラテジー
画像:iStock/worawit-chutrakunwanit

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

米ナスダック上場LGHL、「HYPE」トレジャリー戦略で6億ドル調達。東証とSGX上場も検討

米証券取引所ナスダック(Nasdaq)上場の金融デリバティブ取引を扱う証券会社ライオングループホールディング(Lion Group Holding:LGHL)が、米投資会社ATWパートナーズ(ATW Partners)から6億ドル(約872億円)のファシリティ(資金調達枠)を確保したと6月18日に発表した