Magic Edenで新報酬プログラム開始、総取引量とステーキングパワーで算出

Magic Eden Rewards Season 2開始

NFTマーケットプレイスのマジックエデン(Magic Eden)による最新のリワードプログラム「マジックエデンリワーズシーズン2(Magic Eden Rewards Season 2)」の開始が4月18日に発表された。このプログラムでは、ユーザーの総取引量およびステーキングパワーに基づいて報酬が個別に算出される。

シーズン2では、NFTの売買やオファー、暗号資産(仮想通貨)のトークンスワップ、ビットコイン(BTC)ネットワークのトークン規格である「ルーンズ(Runes)」の取引、さらにマジックエデンの独自トークンMEのステーキングといったアクティビティが報酬の対象となる。

なお取引対象となるNFTやトークンは、マジックエデンが対応するすべてのブロックチェーン上のものを含むという。

まずNFTについては、ソラナ(Solana)やEVM(イーサリアムバーチャルマシン)チェーン上で「エリジブルフォーリワーズ(Eligible for Rewards)」と表示された、マジックエデンの独自リストのアイテムが対象になるという。他のNFTマーケットプレイスからのアグリゲート出品はカウントされないとのこと。

アグリゲート出品とは、マジックエデンが他のNFTマーケットプレイスからデータを取得し、掲載しているリストのことである。これらNFTはマジックエデン上で閲覧・購入できるが、同マーケットプレイスが直接ホストしているリストではないため報酬の対象外とのこと。

なお「ルーンズ」に関しては売買のみが対象であり、入札はカウント対象外となる。

次にトークンスワップに関しては、マジックエデンのWebサイトおよびモバイルアプリのスワップが対象とのこと。なお暗号資産決済プロバイダーのムーンペイ(MoonPay)などのオンランプ・オフランプによる取引は含まれないという。

そしてステーキングでは、MEのステーキング量とロックアップ期間の長さによって算出され、そのステーキングパワーが高いほど、各アクティビティに対する影響力が大きくなるとのこと。報酬計算では、各アクティビティの実行時点のステーキングパワーが適用されるため、後からパワーが増加しても過去の取引への影響はないという。

また、複数の暗号資産ウォレットをマジックエデン上で接続することにより、全体のステーキングパワーを合算できるとのこと。各ウォレットには1種類のロックアップ期間のみ設定可能で、途中でMEを追加した際でも、既存のロック期間が維持されるという。

なおロック期間を延長する場合、既存のステーク済みMEにも新しい期間が適用され、報酬倍率が上昇するとのこと。ちなみにロック期間中はMEの引き出しは不可となっている。

またシーズン2では、自身の総合的な順位やアクティビティ別のランキングをリアルタイムで確認できるグローバルリーダーボードが導入されている。このリーダーボードは1時間ごとに更新されるため、ユーザーは常に自分の順位を把握できるとのこと。

なおシーズン2の報酬は、今年8月中旬頃にシーズンが終了した後に、ユーザーの最終的なランキングに応じて分配される予定だ。

マジックエデンは今月9日、暗号資産取引アプリのスリングショット(Slingshot)を買収している。買収額は公開されていない。マジックエデンおよびスリングショットは、買収後もそれぞれの別のプラットフォームとして運営されていくという。

スリングショットは、12の対応ブロックチェーン上の資産を単一のユニバーサルアカウントのUSDC残高を利用して取引が可能なアプリだ。

なお現在マジックエデンは、ソラナ(Solana)、ビットコインオーディナルズ(Ordinals)、イーサリアム(Ethereum)、ベース(Base)、エイプチェーン(ApeChain)、アブストラクト(Abstract)、ベラチェーン(BeraChain)、モナド(Monad)テストネット、アービトラム(Arbitrum)、セイネットワーク(Sei Network)、BNBチェーン(BNBChain)、ポリゴン(Polygon)の12のチェーンに対応している。

またスリングショットでは、アブストラクト、アービトラム、アバランチ(Avalanche)、ベース、ベラチェーン、ブラスト(Blast)、BNBチェーン、カント(Canto)、イーサリアム、オプティミズム(Optimism)、ポリゴン、ソラナの12チェーンに対応している。

参考:マジックエデン
画像:iStock/olegback

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

欧州委員会、暗号資産の税情報交換ルール巡り12加盟国に是正要求

欧州委員会(EC)は、暗号資産に関する新たな税の透明性および情報交換ルールを完全に実施していないとして、ベルギー、ブルガリア、チェコ、エストニア、ギリシャ、スペイン、キプロス、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガルの12加盟国に対し、正式通告書を送付したと1月30日に発表した

【1/30話題】SBI VCトレードがビットポイント吸収合併へ、米CFTCがイベント契約の新規制を策定へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

イーサリアム開発者、後続アップグレードのHegotaで「FOCIL」提案、スケーリング下でも検閲耐性維持へ

イーサリアム(Ethereum)の次期プロトコルアップデート「グラムステルダム(Glamsterdam)」に続く「ヘゴタ(Hegotá)」に向け、「フォーク・チョイス・エンフォースド・インクルージョン・リスト(Fork Choice–enforced Inclusion Lists:FOCIL)」ヘッドライナー候補(CFI)として推す提案が、1月27日に開発者フォーラムEthereum Magiciansで共有された。FOCILは「EIP-7805」として仕様が提示されている