マジックエデン、未請求の「ME」約5.2億円相当をステーカーにエアドロへ

未請求のMEがステーカーにエアドロップ

NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」が、昨年のトークン生成イベント(TGE)にてエアドロップした独自トークン「ME」の未請求分を、「ME」のステーカーへ再度エアドロップするようだ。「マジックエデン」の公式Xより1月30日発表された。

発表によると現在の未請求の「ME」は1,690万ME(約5.2億円相当)にのぼり、2月中にエアドロップが実施される予定とのこと。

ステーカーへの「ME」の配布量は、2月1日23:00(日本時間2月2日8:00)時点でのステーキング状況や、ステーキング量と期間、TGE後にどれだけ早くステーキングを行ったかによって変動するという。

なおエアドロップで配布される「ME」は未ステークの状態だが、同トークンをステーキングすることで特典が獲得できると伝えられている。

また発表によると今回の未請求「ME」が分配された後は、ステーキングに加えて同トークンの取引を行うことで報酬の獲得が可能になるとのことだ。

「ME」について、「マジックエデン」を支援する独立組織「ME財団(ME Foundation)」は、主要なブロックチェーン間でファンジブルトークン(FT)やNFTを一箇所で取引可能にすることを目的に設計したトークンと説明している。

なお同トークンの生成イベントおよび請求(クレーム)は、昨年12月10日から開始されており、請求期限は2月1日23:00(日本時間2月2日8:00)まで。

ただし、これらの情報については「英国向けの記事ではない」と記載されているため、英国居住者は規制上の制限により「ME」の請求は対象外となるようだ。

画像:iStock/olegback

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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