マジックエデン、暗号資産取引アプリ「Slingshot」買収

マジックエデンが暗号資産取引アプリ買収

NFTマーケットプレイスのマジックエデン(Magic Eden)による暗号資産(仮想通貨)取引アプリのスリングショット(Slingshot)の買収が4月9日に発表された。

スリングショットは、12の対応ブロックチェーン上の資産を単一のユニバーサルアカウントのUSDC残高を利用して取引が可能なアプリとのこと。

買収額については公開されていない。マジックエデンおよびスリングショットは買収後もそれぞれの別のプラットフォームとして運営されていくという。

マジックエデンのCEO兼共同創設者であるジャック・ルー(Jack Lu)氏は「今回の買収は、世界中のユーザーにあらゆるチェーンで暗号資産とデジタル資産をシームレスかつ安全に売買する方法を提供するというマジックエデンのビジョンを推進する上で大きな一歩です(一部抜粋)」とコメントしている。

またスリングショットの共同創業者兼CEOであるクリントン・ベンブリー(Clinton Bembry)氏は「世界が中央集権化を過去のものにする中で、今回の提携により、個人のエンパワーメントをさらに推進し、暗号資産を誰もがよりアクセスしやすいものにできます」と述べている。

なお現在マジックエデンは、ソラナ(Solana)、ビットコインオーディナルズ(Ordinals)、イーサリアム(Ethereum)、ベース(Base)、エイプチェーン(ApeChain)、アブストラクト(Abstract)、ベラチェーン(BeraChain)、モナド(Monad)テストネット、アービトラム(Arbitrum)、セイネットワーク(Sei Network)、BNBチェーン(BNBChain)、ポリゴン(Polygon)の12のチェーンに対応している。

またスリングショットでは、アブストラクト、アービトラム、アバランチ(Avalanche)、ベース、ベラチェーン、ブラスト(Blast)、BNBチェーン、カント(Canto)、イーサリアム、オプティミズム(Optimism)、ポリゴン、ソラナの12チェーンに対応している。 

参考:プレスリリースブログスリングショット
画像:iStocks/FlashMovie

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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