韓国地銀の全北銀行、リップルの企業向け越境決済ソリューション「Ripple Payments」導入へ

韓国の地方銀行として初のRipple Payments導入へ

韓国の地方銀行である全北(チョンブク)銀行(Jeonbuk Bank)が、リップル(Ripple)の企業向け決済ソリューション「リップル・ペイメンツ(Ripple Payments)」を越境送金に導入するため、リップルと提携した。リップルが8月18日に発表した。

リップルによると、韓国の地方銀行がリップル・ペイメンツを越境送金に導入するのは初だという。従来の銀行による国際送金では、国際銀行間通信協会スウィフト(Swift)ネットワークを通じて複数の中継銀行を経由するため、処理に数日かかる場合があるとされる。

リップル・ペイメンツの導入により、チョンブク銀行は従来数日かかる場合があった企業向け国際送金を、数秒から数分で完了できるようになり、ほぼリアルタイムの処理が可能になるという。同ソリューションは24時間365日稼働する。

これによりチョンブク銀行は、輸出入企業、ITスタートアップ、オンラインコンテンツ制作者などの海外取引を行う事業者に対し、より迅速で透明性が高く、コスト効率にも優れた国際送金サービスを提供する方針だ。

なお発表では、対応する送金先や通貨、サービス開始時期、送金に用いる資産は明らかにされておらず、暗号資産(仮想通貨)「XRP」やステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」の利用についても記載されていない。

なお韓国では4月27日、同国初のインターネット専業銀行Kバンク(Kbank)が、リップルとブロックチェーンを活用した海外送金の技術検証に向けた戦略的提携を発表した。リップルは同提携について、「リップル・カストディ(Ripple Custody)」を通じた機関向けデジタル資産ウォレット基盤の導入に関するものだと説明している。

また、韓国の大手生命保険会社である教保生命保険(Kyobo Life Insurance)は4月15日、リップル・カストディを基盤に、トークン化国債の取引構造を検証する実証実験(PoC)をテストネット上で進めていると発表した。

今回のチョンブク銀行との提携は、リップルが今年発表した韓国金融機関との提携としては3件目となる。

参考:リップル
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

ジュピター、ソラナへのクロスチェーン入金機能「Universal Deposit」提供開始。ブリッジやスワップ自動化

ソラナ(Solana)基盤の分散型取引プラットフォーム「ジュピター(Jupiter)」が、複数のブロックチェーン上の対応トークンを送信し、ソラナ上のウォレットで米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」を受け取れる新機能「ユニバーサル・デポジット(Universal Deposit)」の提供を開始した