ブラックロック、英国で暗号資産事業者の登録完了

BlackRockが英国で暗号資産事業者として登録

米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)の英国部門であるブラックロックインターナショナル(BlackRock International)が、英国の規制当局である金融行為監督機構(Financial Conduct Authority:FCA)から、暗号資産(仮想通貨)事業者としての登録承認を4月1日付で受けた。登録情報はFCAの公式サイトで確認できる。

これによりブラックロックは、英国において暗号資産に関連する一定の事業活動を正式に行うことが可能となる。

FCAの公開情報によるとブラックロックインターナショナルは、スイス・チューリッヒを拠点とする暗号資産の上場投資商品(ETP)の発行会社アイシェアーズデジタルアセッツ(iShares Digital Assets)のために、暗号資産事業者として特定の取引手配業務を担うとのこと。

なおアイシェアーズデジタルアセッツは、ブラックロックが欧州で暗号資産ETPを展開するために設立したグループ企業である。

FCAへの登録内容によれば、ブラックロックインターナショナルが許可されている業務は次の3点に限定されている。1点目は、ETPの申込・償還を支援する目的で、発行体と認定参加者との間での暗号資産取引の実行をアレンジすること。2点目は、ETPの各シリーズに関連する運営費用を支払うため、暗号資産を法定通貨に換金する手配を行うこと。3点目は、ETPの早期償還時に暗号資産を法定通貨に換金する手配を行うことだ。

なおブラックロックインターナショナルは、FCAの事前の書面承認がない限り、新規顧客の受け入れは許可されていない。

また、3月25日にはブラックロック提供の暗号資産ビットコイン(BTC)の現物価格に連動するETP「iShares Bitcoin ETP」が欧州で取引開始された。同商品は、ブラックロックにとって北米以外で初となる、暗号資産の現物価格に連動するETPとなった。

参考:FCA
画像:Reuters

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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